日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【映画】青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない【青春ブタ野郎はLIVE ZOUNDで夢を聞く】

2023-12-21 20:00:00 | 本・映画・展覧会

TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」、
劇場アニメ「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」、
劇場アニメ「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」
と続いた「青ブタ」シリーズの最終作。まさか全部観るとは思わなかった。とは言え、さほど入れ込んでいるわけでもないのだけど。

自分の存在が他人から認識されなくなる「思春期症候群」が、シリーズの主人公・咲太に発症する。そして咲太は、パラレルワールドとも言うべき、自分のいない別の世界に。そのパラレルワールドの存在は、咲太自身によって引き起こされたものだった。彼は元の世界に戻れるのか、新しい世界で生きてゆくのか。彼自身が考え悩み決断しなければならない。別の世界との橋渡しをするのが、咲太の彼女・桜島麻衣の幼少期にそっくりの、赤いランドセルを背負った女の子。これ、事案ものじゃね?お巡りさんコイツです。

可愛い女の子が何人も登場するラブコメチックな映像でありながら、描かれている難解なストーリーはファンタジーとは言えとてもシリアス。今回のテーマは家族か。このアンバランスさが本作の魅力だろう。ちなみに舞台は藤沢から江ノ電沿線で、馴染みがあるのも個人的には魅力。

音響が「ガールズ&パンツァー」シリーズ以降脚光を浴びることになった岩浪監督監修のLIVEZOUND、アクションものでもないのに効果あるのか?と思いながらも、そういう回が同料金で観られるのであればと選択してしまった。結果は、どうだろう?通常上映でも、十分に楽しめた気がするのだけど。

 2023年12月2日 川崎・チネチッタにて

 

 

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【映画】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎【LIVE ZOUND×RGBレーザー】

2023-12-21 13:00:00 | 本・映画・展覧会

 2022年が、故水木しげる先生の生誕100年だったそうだ。その記念企画と言うことらしいが、経緯はさておき「鬼太郎」シリーズはリアルに見てきたので多少は思い入れがある。調べたところ初作は紙芝居で1954(昭和29)年、アニメ化が1968(昭和43年)だそうで、なるほど自分の幼少期とアニメ化の時期がピッタリ合う。

 本作は、シリーズの主人公「鬼太郎」ではなく、「目玉親父」が目玉だけになる前、鬼太郎の父になる前の話。主人公は彼「ゲゲ」と、辛い太平洋戦争体験を持つ兵隊上がりの製薬会社員・水木。昭和31年の話と設定されている。製薬業界に多大な影響力を持つ一老人の逝去から、老人の出身地であるとてつもない山奥に起こる世継ぎ問題と、怪奇現象に水木とゲゲが挑む。鬼太郎はほんの最後に出てくるのみだが、その世界観は本作でも変わらない。

 世継ぎ問題は醜いが、さらに醜い老人の欲が明かされ慄然とする。その欲は怪奇の力と一体化し、訪れた訪れた彼等との間に死闘が繰り広げられる。そのシーンでLIVE ZOUNDが有効に作用するわけだ。

 水木しげる作品らしく、根が暗い。師の戦争体験が根強く反映され、さらに人間の欲が描かれ、師が得意とした「お化け」の世界が合わさって、ファンタジーと呼ぶにはあまりに陰惨な光景が描かれた。かなり大人向けの作品に思われた。

 2023年12月2日 川崎・チネチッタにて

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2023年12月1日 【旅行?】横浜港遊覧船

2023-12-21 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 いよいよ師走ですが、その初日に御用納め。例によって横浜港大さん橋でクルーズ船客対応のアルバイトでした。終わって帰りがけに、何やら呼び込みの声が聞こえました。ん?こんな所に遊覧船あったっけ。「マリーンシャトル」しか知りませんでした。大さん橋も今日が今年最後だし、海から大型クルーズ客船を眺めるのも一興。「象の鼻テラス」のカフェでコーヒー飲んで時間調整し、日没時のクルーズに乗ってみました(写真左上)。今日はけっこう冷えたこともあり乗客は少なく10名足らず。

 出航するとすぐ、大さん橋の横を通ります。海面近いレベルから見ると、3,000人近くが乗れるクルーズ船は巨大。その船を正面から見る機会は多くないでしょう(写真中左)。大さん橋を通り過ぎると山下公園、ホテルニューグランド、氷川丸そしてマリンタワーと、昔ながらの名所が一気に近付きました(写真左下)。

 船はそのまま港出口へ向かい、ベイブリッジをくぐってからUターン(写真右上)。再びベイブリッジをくぐり、赤灯台を間近に(写真中右)。塗装工事の足場が組まれているのが残念でした。奥には横浜の風車が見えています。米軍の駐留するノースピア・瑞穂埠頭には双胴輸送船が2隻そして真っ白な船はミサイル追跡艦かな?が居ました。左転回してみなとみらい地区、そろそろビルや観覧車の灯りが映える時間です(写真右下)。

 吹きさらしの上部デッキは寒かったけど(客室もあります)、やはり遊覧船は潮風を受けながら乗りたいもの。思い付きで乗った45分は楽しかったです。途中ビルの隙間から輝いた夕陽も綺麗でした。最終の17:00便だと、クルーズ船の出航時刻と重なるため桟橋から離れた姿を見たり、周囲が暗くなって夜景を楽しめたかもしれません。季節を変えて、リピートしても良いなと思いました。ただ、昔ながらの現金のみと言うのはいただけません。今はコードレスの決済端末もあるのですから。

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