11月17日、12日目。今日は本格的にシアトルの街を歩いて慰霊し、夜行便でマイアミへ向かいます。
モーテルをチェックアウト、夜の便でももうチェックインして荷物を預けられるかと持って行ったのですが、荷物預けは出発4時間前からだと。到着階に預かり所があるので助かりましたが、2,000円以上かかりました(涙)。しかし、明日のマイアミ→ボストンのフライトを繰り上げて貰うことができ、残席1だったようなので朝のうちにカウンターへ行ったのは正解だったと言えるでしょう。身軽になったところで、今日もメトロでダウンタウンへ向かいました。
(1)T-モバイル・パーク
メトロをStadium駅で下車すると、すぐ近くに見えるのがユニークな移動式屋根を持つ本スタジアム。セーフコ・フィールドと言った方が通りが良いかな?自分は名前が変わったこと、知りませんでした。MLBシアトル・マリナーズの本拠地で、言わずと知れたイチロー選手が活躍した場。中には入れませんでしたが、スタジアムに沿って歩くとマリナーズ歴代の名シーンが飾られ、イチロー選手がシーズン最多安打を達成した時の写真もドーンと飾られているのが嬉しかったです。隣接するイベントセンターではモーターショウが開催されていたのですが、米国車には興味ないしカスタムカーもアメリカ流は好みではないし、入場料を払ってまで観る気にはなりませんでした。
(2)キングストリート駅
シカゴから大陸を横断して、ロスアンゼルスから西海岸を縦断して、バンクーバーから国境を超えて、やって来た列車の終着駅。メインの駅舎は1906年に建てられたもの(写真上左)。その素晴らしく保存されている駅舎を見るだけでなく、自分がこの駅にたどり着いた時のことを思い出しに来ました。ロスアンゼルスからAMTRAK「Coast Starlight」号に乗ってシアトルを目指したのは良かったが、遅れに遅れシアトルには6時間半遅れの真夜中過ぎに到着。駅にはタクシーもおらず途方に暮れたところ、たまたまAMTRAKの乗務員とホテルが同じだったこともあり、彼らの出迎えのバンに乗せて貰い一緒にホテルに向かったのでした…。ベンチに腰掛けて思い出に浸っていたら、ちょうど列車が到着しました。うーん、面倒でもバンクーバーかポートランドまで、列車の旅を組み込むべきだったか。
(3)チャイナタウン
シアトルにもチャイナタウンがあるので、行ってみました(写真上右)。ここもバンクーバーと同じく、道幅があるせいで店が密集している印象は薄く、周辺にはホームレスの姿が目立ちました。店の数は、バンクーバーよりは多い印象でした。
(4)シアトル遊覧船
チャイナタウンから海の方へは下り坂、少し距離がありますが大して苦になりません。待ち時間にハンバーガーを食べ、遊覧船に乗りました。快晴で街並みもくっきり見えました(写真下左)。遊覧船は、あると乗っちゃうことが多い気がします。
(5)パイクプレイス・マーケット
「飛ぶ魚」「スタバ一号店」などで有名な市場へやってきました。スタバ一号店には知り合いへのお土産を買いたくて行ったのですが、入店待ちの列が長くて諦めました。ちょうど日没時、市場の前から美しい夕焼けを眺めて過ごし、ここで慰霊をしました(写真下右)。
陽が沈み、街の灯りが煌めき始めた中をWestlake駅まで歩き、メトロで空港に戻りました。アラスカ航空ラウンジの食べ物は貧弱で、ラウンジを出てコンコース内の店で食事をする気にもなれず、生ビールトルティーヤチップスで腹を膨らませながら時間をつぶし、AA1471便(N401AN:A321neo)に搭乗しました。今夜は、アメリカらしい夜行の大陸横断便です。
機中泊