日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2023年11月6~24日 【旅行】世界一周散骨の旅part2(7)ヘルシンキ→ロンドン→ロスアンゼルス→サンフランシスコ

2023-12-06 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 11月12日、7日目。今日は生まれて初めて、大西洋を横断します。ついでにアメリカ大陸も横断します。乗り継ぎ2回の3フライト、ハードさではこのシリーズで一番ではないかと思います。

 まだ暗いうちにホテルをチェックアウト、今朝もまた雨です。来た時と逆側を経由する電車で空港尾に向かいましたが、外は真っ暗で何も見えませんでした。出発ロビー内にはムーミンカフェがあったり北欧らしい小屋が置かれ(写真上左)、良い雰囲気でした。AY1333便(OH-LXF:A320)でロンドンへ、3人掛け中央席ブロックのテーブルすらなく、完全にエコノミークラスと一緒。ただし相客はいませんでした。ロンドンまで3時間弱、思ったより時間が掛かります。

 到着はT3、制限区域内をバスで移動しBA専用とも言えるT5へ。ラウンジで今度は軽い昼食、今日はラウンジと機内でばかり食べる1日です。そして本日の、いや今回のフライトのハイライト、BA269便(G-XLED)で一路ロスアンゼルスを目指します(写真上右)。A380型機での長時間フライトは、シートが期待ほど快適ではなかったのが残念でしたが、乗れたのでまあ良しとしましょう。ロスアンゼルスが近くなり、その一角だけ明るいラスベガス(写真下左)や、自分が操縦訓練したエリアの夜景が広がり、大ロスアンゼルスを実感しました。飛行時間は10時間40分、北米大陸横断をしても、ロンドンからだと日本よりは近いのですね。

 時間的にはここで泊まりたかったのですが、ロスアンゼルスは中継のみのため、頑張ってもう1フライト乗って目的地のサンフランシスコまで行きます。実かここで「やらかして」いたのでした。そうとも思わず、ラウンジで過ごしたのちAA3105便(N508SY:EMB175)で50分ほどでサンフランシスコに到着。さすがに、長距離フライトを含む1日3フライトは疲れた気がします。

 さて、無事にサンフランシスコに着いたものの、荷物が出てきません。調べて貰うと、乗り継ぎのロスアンゼルスにあることが判明しました。アメリカに到着して乗り継ぐ場合は、最初の空港でいったんピックアップして再度預け直しをしなければならないところ、それを怠ったのです。いや、そう思ったんでヘルシンキでのチェックインの時に確認したら「荷物はスルーでサンフランシスコまで」って言われたんですけど…どうやら意味を取り違えていたようで、自分から見れば航空会社の案内不行き届きなのですが、航空会社から見れば私のミスでしょう。ともあれ、荷物は明日、ホテルまで届けて貰えるとのこと。有償だとか、空港まで取りに来いとか言われなくて良かった、その点はアメリカン航空に感謝です。

 街に出るのに時間を要してしまいましたが、何とか電車の運行時間内に乗れそうです。空港駅でClipperカードを買って乗車。ホテルは高級ホテルの1ブロック隣ですが、あまり治安の良い場所ではなさそうなので駅からは少し遠回りして歩いて行きました。部屋に入った時のやれやれ感は、今回随一のものでした。

 Super 8 by Wyndham San Francisco/Union Square Area 泊

 

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2023年11月6~24日 【旅行】世界一周散骨の旅part2(6)ヘルシンキ滞在

2023-12-06 13:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 11月11日、6日目。今日はヘルシンキ市内を散策して慰霊します。雨は上がり、路面はまだ湿っているものの濡れることなく歩き回れそうです。

(1)ヘルシンキ大聖堂
 ヘルシンキのアイコンと言っても良い、海に近い丘の上に立つ白亜の聖堂。過去にも来たことあるけど、改めて来ました。観光客が動き始める直前でクリーンな写真を取れましたが、石段を下りたところで警戒のパトカーを気にしながら慰霊し改めて大聖堂を仰ぎ見ると、既に人を入れずに撮るのは無理な状態になっていました(写真上左)。

(2)マーケットスクエア
 大聖堂から海の方に下ってすぐ、港に面した広場は今では観光客相手の土産物屋の屋台の場。まだ店開きをしている屋台は少なかったけど、次のポイントからさらに次のポイントへの移動中に見ると、多くの観光客で賑わい始めていました。

(3)ウスペンスキー大聖堂
 真っ白いヘルシンキ大聖堂とは対照的な、重厚なレンガ色でどっしりとした大聖堂。こちらも港からすぐの丘の上。内部は比較的狭く、薄暗く荘厳な雰囲気でした。

(4)オールドマーケットホール
 ウスペンスキー大聖堂からマーケット広場を抜け次の見学場所に向かう途中、さほど大きくない煉瓦造りの建物を通りました。古くからある屋内型市場で、今も店が入り、ちょっとした飲食もできる店が何軒も入っており行列ができている店もありました。

(5)フィンランド建築博物館
 次のデザイン美術館と近く、セット券もあるので寄ってみました。フィンランドの建築はシンプルで曲線も使われるのが特徴のようです。さすがに、紹介されている建築家の名前までは知りませんでした。

(6)デザイン美術館
 家具や食器など、フィンランド製品のデザインには定評があります。マリメッコが有名ですが、他にもさまざまなブランドがあり、これらの歴史と代表的製品の展示が、歴史的建物の中にされていました(写真上右)。

 既に昼過ぎ、あと見たい場所への道はホテル近くを通ることもあり、ホテルに戻り部屋で昼食、昼寝してから夕暮れ近い町へ再び出ました。

(7)ヘルシンキ中央図書館
 「Oddi」の愛称を持つ図書館は、外観もユニークなら内部構造もユニークと聞き見に行きました。ヘルシンキ中央駅近くの再開発エリア、やはり駅近くなのはアクセスが良く利用者には有難いと思われます。内部へは自由に入れ、高い天井に低めの書架、それもゆとりある配本なのは、閉架資料が多いのでしょうか。ぱっと見ゆとりと優しさが羨ましく感じられるけど、実際に本を借りようとするとどうなんだろう?それでも、階段状のスペースで横になって昼寝をしたり、輪になってゲームに興じている若い世代を見ると、敷居の低さに感心せざるを得ませんでした(写真下左)。

 初冬の北欧の夕暮れは早く、16時は真っ暗な感じ。中央駅周辺のショッピングモールをウロウロして、すっかりクリスマスイルミネーションの整ったデパート(写真下右)を眺めホテルに戻りました。

 Omena Hotel 泊

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2023年11月10日 【旅行】世界一周フライト07:ドーハ(DOH)→ヘルシンキ(HEL) AY1982便

2023-12-06 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

【第7区間】
便名:AY1982
機材(機番):A330-300(OH-LTP)
発:ドーハ(DOH)
着:ヘルシンキ(HEL)
所要時間:6時間34分


ラウンジ:カタール航空 Al Mourjan Business Lounge
ヘッドホン:未確認

 ドーハ・ハマド空港のラウンジは、カタール航空のビジネスクラス(以上)専用ラウンジにした。ここは二度目だが、相変わらずだだっ広く、そのくせ混んでいる。空港内モノレールで移動すれば「The Garden」と言う同じく上級クラス利用者専用ラウンジがあるので、そちらに行った方が初利用で良かったか?ともあれシャワーを浴びたい。数人待ちだったが、予約してから隣接のダイニングで軽く朝食を摂って戻ってみると、ちょうど自分の番になるところだった。どこのラウンジでも、シャワーは順番待ちになることが多い。利用したければ、とにかくラウンジに直行すべきである。

 搭乗してみると、内装がリニューアルされた機材。というかA330は全機リニューアル済みだったか。ドアはないが、通路側は優しい曲線の側壁が高くまで立ち上がり、日中便には程よい囲まれ感がある(写真左)。アメニティポーチが置かれていたが、なぜかモニタ下の蹴込みにも。有難くマニアな友人のお土産に頂いてゆくことにした。ウェルカムドリンクは、ブルーベリージュース一択なのが何だか北欧のエアラインらしい。

 メニューは食事と飲物がまとまった中綴じ。メインはワンプレートで3種類から選べ、スクランブルエッグその他のプレートをチョイス。卵料理はあまり好きではないため消去法での選択だったが、美味しく食べられた。デザートは2種類、緑茶ティラミスをチョイス。

 このシート、背もたれがリクライニングせず、まるで欧米の列車のシートのよう。ではフルフラットにならないかと言うと、座面前端に折り下げられていたオットマンが跳ね上がり、モニタ下の空間とつながってフラットな面が出現する仕掛け。この方が可動部分が少なく、低コストでメンテが楽そうだ。面食らったが、寝るには十分な長さは確保されており、特に不満には思わなかった。

 前便の寝不足もあり、当便でも熟睡。着陸進入は雲の中、滑走路が見えたのは高度300mほど、なかなかに低視界だった(写真右上)。計ってみるとロンドンからよりも長いフライト、景色が見えこちらも満足ゆくフライトだった。外は本降り、ホテルまでの道が思いやられた(写真右下)。

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