日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【映画】ふれる。

2024-11-20 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 久々の映画館、ハシゴ2作目もアニメ。「あの花」など永井龍雪監督を始めとする「秩父三部作」制作陣による作品。

 東京の離島(綺麗な砂浜がある…新島?)出身の3人組は、島を出て都内でも3人暮らし。子供のころの不思議な体験から、お互いに触れるだけで相手の考えが知れる。テレパスとも違うんだな。ところが、いつしか互いの思いが伝わらなくなり、女性関係も絡んで3人の心はバラバラに…原因は?果たして3人は友情を取り戻せるのか?

 やはり岡田磨里脚本の作品って暗いと言うか悲壮感が漂うというか。いちおうハッピーエンドっぽいのだけど、途中のわだかまり、相克がキツい。主人公が二枚目、ヒーローでないのも特徴か。こういうのって観て勇気を貰う観客もいるのかな、いるんだろうな。

 2024年11月6日 川崎・チネチッタにて

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【映画】がんばっていきまっしょい

2024-11-20 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 ちょっと映画館とご無沙汰だったこともあり、今日はハシゴする。まずは「今さらアニメ化?」の作品。愛媛・松山市を舞台とした女子ボート部員たちの奮闘を描く作品だが、過去に印象に残っている作品は「なっちゃん」田中麗奈の出てた映画版。調べてみたら'98年の作品、何と四半世紀以上も前だ。やはり「何で今ごろ?」と思わずにいられない。閑話休題。

 何に対しても諦めがち、達観してしまっている女子高生が、物怖じしない転校生に引き込まれボートをやることに。初めはお付き合いだったがチームメイトもでき、次第に真剣に取り組むようになってゆくストーリー。

 ボートチームを演じるのは豪華な声優陣。主役が雨宮天だし、伊藤美来に鬼頭明里、高橋李依と長谷川育美。他のメンバーも主役を張れる布陣。なんだけど絵がどうも…CGならではの人物のヌルリとした動きがどうも好きになれない。「009 RE:CYBORG」(2012年)で観た時の不自然感を、いまだに感じるのはどういうわけだ。海がとても綺麗に描かれているが、漕いでるシーンにはもっと躍動感とか身体的なキツさの表現が欲しかったかな。でも漕ぐシーン、メンバーの息があった時とそうでない時とのオールの入り方など、細かな描き分けが良かった。

 作品の舞台は松山市。学校名も三津とか港山とか、伊予鉄高浜線の駅名が登場するしボート漕ぐ背後には興居島の小富士が聳え、訪問経験ある身には懐かしい。もちろん市内電車や松山城も登場する。松山、けっこう良い町だと思う。

 細々と不満はあるが、シンプルなストーリーには様式美を感じた。登場人物ごとのサブストーリーとか、男子部員との恋模様とか、原作にはもっとあるのかもしれない。

 2024年11月6日 川崎・チネチッタにて

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