日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2024年11月5日 【食べ物】横浜鴨居・藤花

2024-11-19 20:00:00 | 食べ物・飲み物

 鈑金修理から引き取った直後にぶつけられた愛車の修理見積に、行ったばかりの工場へ。その帰り、少し時間調整をして「ラーメンWalker神奈川2024」掲載店でラーメンを食べて気晴らししてきた。

 便宜上「鴨居」とタイトルに書いたが、駅からは少し遠い。駐車場があるので早めに着いて停めて読書しているうちに開店となった。シンプルな「支那そば」は醤油と塩があり、迷った末に醬油をチョイス。カウンター上の能書きを見ると無化調、醤油は和歌山県の濃口うんぬんとあるので湯浅醤油だろうか。

 運ばれてきたのはやや深めの丼、調味料は一切置かれていない自信作。スープは濃い目の色、一口すすると油が強いなと思う。その一方で濁りはなく、分厚い醤油味が出汁の旨味と共に押し寄せてくる。濃いけど、くどくない。濃いけど、淡麗。麺は少しつるりとした感じで珍しい。トッピングの葉っぱの緑が鮮やか。チャーシューは1枚、周囲の焦がしがインパクトある。

 危うくスープを飲み干してしまう旨さでした。接客も丁寧で良し。

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【本】室橋裕和著 「カレー移民の謎-日本を制覇する「インネパ」-(集英社新書)

2024-11-19 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 3連休最終日も快晴、歩きに出掛けるつもりだったが昨日クルマをぶつけられたショックで意気消沈、自宅に引き籠り。厚めの新書を一気に読んだ。

 ここ数年、あちこちで同じような看板のカレー屋が氾濫しているよなーとは思っていたが、そういうカラクリ(と言うと感じ悪い?ならばスキームとかシステムとか)だったのかと本書を読んで判った。

 タイトルの「インネパ」はインドカレー屋を営むネパール人、と言う感じか。ならば「ネパイン」=ネパール人のインドカレー屋と書いても良さそうなものだが、なぜか逆なのが一般化している。ネパール人たちはどういう経緯で日本に来て、どういう経緯でインドカレー屋を営むことになったのか、それがどういう理由で「増殖」しているのかと言うのが本書の内容だ。そうした増殖に伴うヤミの部分、生じた問題点についても言及されている。

 裏側を暴くというわけでもないが、普段は見えない部分を解き明かしている点でとても興味深かった。ちなみにウチの近所にもカレー屋はあるが、一軒はたぶん「インネパ」そしてもう一軒は多分インド人。今度しっかり食べ比べてみようと思った。

 2024年11月4日 自宅にて読了

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