日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【写真展】山崎弘義 「太陽のしみ」

2024-11-26 13:00:00 | 本・映画・展覧会

 HOLGAと言う、トイカメラにジャンル分けされるカメラによる作品展。被写体は身の回りの風景・光景であり、散漫な印象。それよりカメラの構造や撮影方法に関心がいった。作品を見ると方形の仕上がりかつ四隅が暗くなっているのが特徴的。なお作者は、高名な写真家・森山大道氏に師事した経歴を持つらしい。

 今はデジタルタイプもあるが、本展の撮影に使われたのはブローニーフィルム(120フィルムとも言う)を使うタイプ。ピントは、レンズ枠に彫られた懐かしい被写体マークで合わせる。1/100、F8固定(公称値)だそうなので、写りは光量(天候)次第か。

 面白そうだが、たぶんちょっと使っただけで飽きてしまうだろう。そもそも、このタイプの製品は既に販売を終了している模様。そのことに感謝したい。妙なものに手を出すべきではないのだ。

 訪問したギャラリーは、時おり行くライブハウスから徒歩圏内。マンションの一室のスペースで頻繁に展示会をやっているわけではないが、ライブの日に何か開催しているようであれば、また寄って刺激を受けたい。

 2024年11月8日 四谷三丁目・ギャラリーヨクトにて

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【写真展】古清水輝光 「斜光」

2024-11-26 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 今日のニコンプラザのギャラリーは2展ともモノクロ作品ばかり、珍しい。本展は小豆島から場所を移し、カンボジアになる。場所はトンレサップ湖、アンコール・ワット群のあるシエムリアップからも近い。季節により物凄く水位の変わる場所ゆえ、人々は足場を組んだ粗末な家に暮らす。乾季は階段や梯子で泥の地面に降り、雨季には水上集落となる。そんな場所に暮らす人々の、生き生きとした作品展だった。

 昨年6月にシエムリアップに行った折、このような水上集落を訪ねたこともあり、非常に既視感があった。子供を中心に多くの笑顔を取っており、作者の被写体へのアプローチに感心した。

 2024年11月8日 ニコンプラザ東京 THE GALLERYにて

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