JRグループ共同で年に3回、期間を定め発売されている「青春18きっぷ」だが、この冬の発売分からルールが大幅に改訂されることが発表された。たぶん殆どの18キッパー(18きっぷ利用者)にとっては「改悪」である、衝撃であることと思う。かくいう自分もその一人。詳細はプレスリリースにて。
【個人的に気になる改訂点】
1.利用方法
期間中に5回だったものが、3日もしくは5日の連続日程に
→間隔を空けて日帰り旅行を繰り返したり、移動距離の短い移動日は利用しなかったりと言うことができなくなる。3日あるいは5日でトータル幾ら分の乗車をするか?と言う観点で購入を判断することになる。
2.利用人数
1枚の切符を複数人で利用可だったものが、1名限定に
→グループでの日帰り旅行といった企画が不可能となり、そう何日も出歩かない利用者は蚊帳の外となる。
3.日付を跨ぐ利用
0時を過ぎて最初に停車する駅までしか有効でなかったのが、終電まで
→大都市圏では1時頃まで電車が運行されており、最終日の帰宅などには有利になる。
4.自動改札機の利用
不可だったのが可能に(このため複数人の利用が不可になったか?)
→駅によっては有人改札に行列ができることもあり短時間の改札外用足しに焦ることがあったのが解消される
これ以外にも改訂点はあるのだけど、自分の旅にはほぼ無関係そうなので除外。そして一応バランスとるためにメリット的なことも書いたけど、やはり大事なのは最初の2点。やはり改悪と言う印象は免れない。せめてもの救いは、5日券で言えばお値段据え置きな点だろうか。
これまで友人や元会社の同僚と18きっぷをシェアして日帰り旅を楽しんできたが、たぶんそれも終わり。早速、12月と1月に予定していた小旅行が中止になりそう。そして、3日もしくは5日券を買って使わない日があるのは貧乏性ゆえ受け入れづらい。勢い、これまで以上に滞在型から移動型の旅になるのは必然。
近年のJRのルール改訂では一番の衝撃を受けた日だった。