「ジャコモ・フォスカリ」（１）ヤマザキマリ

「ジャコモ・フォスカリ」（１）ヤマザキマリ

マニアックかつ、マイナーな作品。
よく商業誌に掲載されたなぁ、と思う。
６０年代日本を舞台に、大学教授ジャコモ・フォスカリの生活が描かれる。
名前は変えられているが、三島由紀夫、安部公房がモデルと思われる人物も登場。
アシスタントを使っていないと思うけど、絵も丁寧に描かれている。
相当な労力、と思う。

【ネット上の紹介】
1966年・東京。ヴェネチア出身の大学教授ジャコモ・フォスカリは日本を代表する文学者たちとの交流の中、音楽喫茶パルマに働く青年・古賀に出会う。遠い記憶の日々が、いま再び…。

「テルマエ・ロマエ」（５）ヤマザキマリ

「テルマエ・ロマエ」（５）ヤマザキマリ

シリーズ最新刊、５巻目。
こんなロマンスな展開になるとは思わなかった。
でも、馬に発情されたり、日本の温泉街でベンハーのような展開になったり、笑いの要素は押さえている。また、ローマに関する蘊蓄コラムが挿入されていて、こちらも楽しめる。

【ネット上の紹介】
日本から戻れなくなったルシウス!!　焦りと不安に爆発寸前のルシウス!!　恋に、使命に、馬に翻弄される衝撃の第５弾!!