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「うちは精肉店」本橋成一
こんな絵本初めて。
大阪府貝塚市にある北出精肉店の仕事を紹介している。
北出精肉店は、子牛を仕入れて、りっぱな肉牛に育てる。
その牛を屠畜して、切り分けて売ることまでしている。
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精肉店の裏手にある牛舎から屠場まで、町内を歩いて連れていきます。
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屠畜は、特殊なハンマーで牛の眉間を叩いて気絶させることからはじまります。牛のからだがくずれ落ちる
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下校途中の子どもたちが「すごい、すごい!」と歓声を上げながらながめていました
子ども向き絵本なので、平易な文章で、漢字にはルビがふってある。
我々はスーパーで陳列された肉しか知らない。
当然、それは生きていた牛を殺して解体されたものである。
・・・とても意味のある出版物、と思う。
【関連図書】
【著者紹介】
本橋成一 (モトハシ セイイチ)
写真家、映画監督。九州・北海道の炭鉱の人々を撮った作品『炭鉱“ヤマ”』で、1968年第5回太陽賞受賞。以後、サーカス、上野駅、築地魚河岸、大衆芸能など、市井の人々の生きざまに惹かれ写真を撮りつづける。1998年写真集『ナージャの村』で第17回土門拳賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)