【ぼちぼちクライミング&読書】

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思考は現実化する・・・か?

2015年07月25日 20時50分55秒 | 読書(山関係)

先日、「サバイバル登山家」を紹介した。
巻末を見ると、2006年6月19日、第1刷、とある。
この著作の「序文」を書かれているのが山野井泰史さん。
ということは、山野井泰史さんが序文を書かれたのは、
2005年末か、2006年初め頃、と思われる。

P6
以前、ある友人と死に方を選ぶとしたら何がよいかなどと馬鹿げた会話をしたことがある。僕の頭に最初に浮かんだのは山のなかで不意に熊に襲われ、食い殺されることだ。それがいちばん幸せなような気がした。

ご存じのように、山野井泰史さんは熊に襲われた。
2008年9月17日、である。
・・・口にするなら、微笑ましい明るい事がよい、と思った。
迷信深いと言われるかもしれないが、自戒としたい。

【参考リンク】
「山と渓谷」2010年12月号