freefan72号
だいぶ前に郵送されてきたが、紹介とコメントが遅くなった。
今回、私が注目した記事は、篠崎喜信さんによる「リードクライミングでの正しい落ち方」。
P12
「今墜ちたらどうなる?どうする?」ということを意識しながら登るべきである
クライミング中の墜落で起きた事故・怪我の相当数はビレイヤーの技量、注意不足が原因となることが多い。よって、信頼出来るビレイヤーに確保してもらうことが必要。
P13
高度なクライミングは、高度なビレイから生まれる。登れるより、頼られる、信頼されるビレイヤーを目指す事も安全にクライミングを続けるうえで大切なことである。
クライミングは、クライマーとビレイヤーの共同作業。
落ち方もテクニック、落とし方もテクニック。
クライマーの動きを見ていないビレイヤーもいる。
これは論外、クライミング以前の問題。
クライマーから目を離さず、動きを察知し、的確にロープを繰り出す。
これだけで相当数の事故を回避できる。
この上に「技術」を積み上げていく。
皆さん、ビレイの練習は、登る練習ほど熱心にしない。
これは逆、と思う。
ビレイが上手いと、次回も誘ってもらえる。
結果として、岩登りが上手くなる、って寸法だ。
登りたい時は、とりあえずビレイしてくれたら誰でもOK、って感じで岩場に行く。
特に、若い時は、そうであろう。
でも、信頼できるビレイヤーがいなかったら岩場に行かない、って判断も重要。
これは逆、と思う。
ビレイが上手いと、次回も誘ってもらえる。
結果として、岩登りが上手くなる、って寸法だ。
登りたい時は、とりあえずビレイしてくれたら誰でもOK、って感じで岩場に行く。
特に、若い時は、そうであろう。
でも、信頼できるビレイヤーがいなかったら岩場に行かない、って判断も重要。
安全で楽しいクライミングは、ビレイヤーを選ぶところから始まっている。
【参考リンク】
このところ、鳳来でも事故が続いている。
→鳳来でクライミング時の事故が2件、行政の対応とお願い
【内容】
[スペシャルミニレポート]
倉上慶大 「千日登攀」トークショー at CRUX大阪
[文:尾崎基文 ミニインタビュー:井上大助
写真:萩原悟、木織隆生]
【内容】
[スペシャルミニレポート]
倉上慶大 「千日登攀」トークショー at CRUX大阪
[文:尾崎基文 ミニインタビュー:井上大助
写真:萩原悟、木織隆生]
- [技術]
リードクライミングでの正しい落ち方
[文:篠﨑喜信 写真:山本浩明] - [Opinion]
チッピングに対するJFAの見解とその考察
[文:北岡和義] - [連載] ローカル強強クライマー列伝
高橋洋祐
[文:若林伸一郎 写真提供:高橋洋祐] - [ローカルレポート] 2015年10月~2016年3月
[構成:宮脇岳雄、北岡和義、井上大助、小川郁代]
- 東北クライマー開拓者トークセッション
- 湯河原幕岩グラウンドフォール事故報告と湯河原町役場からの注意喚起願い
- 各地の清掃とリボルト報告など
宮川(三重)、笠置(京都)、道場清掃と烏帽子岩リボルト(兵庫)、備中羽山チッピング問題(岡山)、下帝釈峡(広島)、日和佐(徳島) - JFAのリボルト指針について[文:枝村康弘]
- [The Competition]
ボルダリングジャパンカップ [文:伊東秀和 写真:窪田美和子]
日本スポーツクライミングカウンシルについて [文:藤枝隆介] - [連載 MADE IN JAPAN (株)グラウンドアップ 宇高要樹 [文と写真:榎戸雄一]