カラスの親指
2012年/日本
バカに徹する難しさについて
総合
40点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
本作は「出来すぎだ!」という主人公の武沢竹夫の言う通り、余りにも出来すぎているためにスリリングさを感じない。
例えば、冒頭でユースケ・サンタマリアが演じる競馬場の客を武沢が騙すシーンにおいて、武沢は上司に頼まれて競馬場に換金しに来たのであるが、400万円以上もする当たり馬券ならば、上司は正確な金額を武沢に伝えているはずで、この時点で疑問が生じてしまうから、これは詐欺だと早々に観客にバレてしまう。
武沢が入川鉄巳、河合やひろ、河合まひろや石屋貫太郎と組んで、盗聴器の捜査員を装って詐欺組織の事務所に乗り込むシーンも違和感が残る。事務所内に盗聴器があったとしても大体盗聴器を機能させるには電気が必要なのだからコンセントの内部など限られた場所にしか存在しないはずで、金庫の中にあると言われた時点で怪しむはずである。
つまり本作は出来すぎであるが故にすぐにネタが分かってしまうサスペンス映画であり、タイトルの「カラスの親指」からして、鳥類の趾は4本しかないのだから、武沢は既に除け者だったはずで、本作を楽しむためには理解のレベルを下げなければならないのであるが、急にバカに徹しなければならないことは意外と難しいのである。
想定外の衆院選 テレビ局は編成見直し、ネットで出口調査も(産経新聞) - goo ニュース
12月16日に、日本テレビではFIFA(国際サッカー連盟)クラブワールドカップ決勝戦
(午後7時半キックオフ)の生中継を、フジテレビでは「THE MANZAI 2012」決勝大会の
生放送を予定しているようだが、日本テレビでは主音声を選挙に、サッカー中継は副音声に
回し、フジテレビでは放送時間を大幅に繰り上げて、午後5時半からスタートして開票速報
2分前の同7時58分に放送を終える措置を取るらしい。しかし何故全てのテレビ局が
一斉に選挙速報を流さなければならないのかいまだに理解できない。選挙速報はNHKに
任せて、スポーツでもお笑いでもそれぞれに放送すればいいのであり、結果が判明してから
議論を始めるのが筋なのではないだろうか