今日、恋をはじめます
2012年/日本
ユーモア不在の演出について
総合
30点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
本作がターゲットにしている10代の女性たちにはこの程度でもウケるのであろうが、とにかく演出のぎこちなさが目立つ。例えば、主人公の日比野つばきが、椿京汰の別荘のそばに建てられている彼の祖父の手作りの天体観測所で告白をするのであるが、何故か京汰は不機嫌になってその場を立ち去ってしまう。一人取り残されたつばきは呆気に取られるはずだが、武井咲の演技にユーモアを感じられないのは、演者よりも監督の演出に問題があると思う。放課後に学校へ忍び込んでつばきたちがハロウィンの飾り付けをして京汰を呼び出すシーンにおいて、京汰が、しろくまの着ぐるみを着て背を向けているつばきに近づき、つばきに自分の方を向くように促す際に、最初は着ぐるみのしろくまの顔だけを回して京汰の方を向けばさらに面白くなっていたはずである。
分かりやすい例を挙げるならば、教室内で京汰に言い寄られてつばきがハサミを取り出して京汰の鬱陶しい髪を切ろうとするシーンがあるのだが、つばきがハサミを持ちながら京汰と対峙してしまうとまるでセクハラを受けた女生徒がハサミを持って防御しているように見えてしまい、殺伐としてしまう。ちなみに映画館に置いてあった「原作コミック試し読みBOOK」に同様のシーンが描かれているが、つばきがハサミを瞬時に取り出してあっという間に京汰の髪を切っており、原作では上手く処理してあるので、比較してみるとよく分かる。以上のように映画では全くユーモアを感じられないのである。
首相の敗北会見10分「同志失い、痛恨の極み」(読売新聞) - goo ニュース
野田佳彦首相は本当にこの時期に選挙をすることに勝算があったのだろうか 確かに
日本維新の会などの第三極の選挙準備が整う前に解散して選挙をしかけたという辺り
までは計算通りだったのであろうが、前回の衆議院選挙で民主党に大勝をもたらしたのは
69.28%という投票率の高さだったはずなのである。しかし今回の投票率は60%を切る
ほどの低さで、明らかに前回の投票率の10%である無党派層は投票を放棄してしまった
のである。その原因は新党の乱立による選択の困難さもさることながら忙しい師走の時期に
庶民は選挙どころではなかったと思う。解散時期が悪かったとしか言いようがない。