砂漠でサーモン・フィッシング
2011年/イギリス
‘場当たり的’の是非について
総合 50点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
「イエメンでサーモン・フィッシング」の計画を影で支えていた人物は、アフガニスタンでのモスクの誤爆によるイスラム教圏からイギリスへの批判をかわすために「良い話」を探していた首相広報担当官のパトリシア・マクスウェルなのであるが、「モスクの誤爆」と「イエメンで鮭釣り」が釣り合いの取れるような話なのかどうか疑問が残る。
さらにマクスウェルはアフガニスタンに派兵されて行方不明になっていたロバート・マイヤーズを、投資会社のコンサルタントでロバートの恋人であるハリエット・チェトウォド=タルボットとイエメンで劇的に再会させて話題作りを目論むのであるが、ヘリコプターから降りてきたロバートを見かけたハリエットが走り出して抱擁しあう肝心のシーンを新聞記者たちにカメラで撮らせようという計略も無く、ここでも中途半端な展開しか見せない。
主人公のアルフレッド・ジョーンズは博士号を持った立派な水産学者であり、イエメンでのサーモン・フィッシングは無理であると判断していたのであるが、その無謀なプロジェクトが、シャイフ・ムハンマドに反感を持つ者たちによる妨害以外には予想外に順調に進んでしまうことも呆気なく、別れ話の際に、メアリー・ジョーンズはアルフレッドに、「あなたは元の場所に戻ってくる」と言っており、それはタイトルにもなっているサーモンの習性を勘案するならば、当然縒りを戻すという意味になるはずなのだが、意外な展開で、メアリーの予言は何だったのかよく分からない。
「砂漠でサーモン・フィッシング」というアイデアの奇抜さにストーリーのディテールが追いついていないと思う。
僕の英会話「放置したのは自民政権」 維新・橋下氏(朝日新聞) - goo ニュース
「ゆとり教育を許してきたのは自民党政権だ。英語教育も、僕なんか10年たってしゃべれる
のはグッドモーニングだけ」という橋下徹は、まるで英語が喋れないことを学校教育が原因
のように語っている。「僕も国際会議に呼ばれる。中国人も韓国人もベトナム人もタイ人も
英語べらべら。僕だけ通訳がついている。みんなゲラゲラ笑いながら英語で会話している。
僕は通訳入っているから1分後にゲラゲラ笑う。何でこんな人間になってしまったのか」と
橋下は語っているが、ところで橋下の通訳をしているのは日本人ではないのか つまり
問題なのは学校教育ではなく、個人の資質や努力なのであり、それをあたかも民族の問題
に橋下はすり替えているのである。街頭演説が斯くも支離滅裂ならば橋下は英語を学習
する前に、日本語を学び直した方がいい。