狐の呉れた赤ん坊
1945年/日本
張子の虎と相撲人形
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
ストーリーはいたって単純な人情噺ではあるが、小道具の使い方が上手いと思う。例えば、大井川の川越人足である主人公の張子の寅八の名前は本人が持っている張子の虎を由来としており、街道筋に捨てられていた善太は、毎年関取の賀太野山が持ってくる相撲人形に合わせるように成長していく。ある酒の席で、寅八が「善太はさる大名のご落胤だ」と言ったことを聞きつけた大名の家臣の鎌田大学たちが寅八の家を訪れて、いったん立ち去った後に、寅八の背後から善太が寅八の頭を動かすことで、寅八がまるで張子の虎と同じように頭を揺すったり、善太の出自を知りショックを受けている寅八の目の前で、正装して座っていた善太が突然消えて、善太の顔があった場所の背後の壁に狐のお面を配している細かい演出が、「質々始終苦(7×7=49)」というギャグと共に冴えている。
維新、首相指名は石原氏に投票 橋下氏と協議し一本化(朝日新聞) - goo ニュース
12月16日の衆院選の結果が想像した通りにはならず、NHKの特番や記者会見の
インタビューにおいて、キャスターや記者に対して、「つまらない質問はするな」と奇妙にも
同じようなリアクションを返していた石原慎太郎と橋下徹はやはり資質が似ていると
いえるのだが、NHKの番組で、「そのようなことは党のホームページを見てもらえれば
分かること」だからという理由で質問に答えなかったことはやはり間違っていると思う。
少しでも自分の意見が言える機会があるならば自分の考えを主張することが政治家の
仕事であり、特に変節が激しい橋下徹はいちいち確かめておかなければいつの間にか
主義主張が変わっていることは既に万人周知の事実だからである。