レ・ミゼラブル
2012年/イギリス
顔のアップという‘葛藤’
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
やたらと出演者の顔のアップが多い理由は、実際に撮影の場で役者に歌わせているためで、歌と共に‘軋む’表情をドラマのベースにしているという特異な演出方法は好悪がはっきり分かれると思うが、個人的にはあっという間に終わった感じだった。
顔のアップが多いためにかなり演出が制限されてしまうのであるが、それでも例えば、マリウス・ポンメルシーの命を救うために撃たれたエポニーヌを最後に抱き上げるマリウスとの背後には「Mort(=死)」と書かれており、エポニーヌの末路を暗示し、眠っているマリウスのために神に慈悲を乞うジャン・バルジャンの背後の壁には神のものと思わせる巨大な目が描かれており、マリウスのその後を暗示することになる。バルジャンを仕留めることが出来ず、正義を貫くことが出来なかったジャベール警部が故意に足を踏み外して落ちた水面が、バルジャンの尽力で死から逃れて目覚めたマリウスが見上げる天井に描かれていた天国の風景という皮肉が効いているのであるが、劇的な再会となるはずのマリウスとコゼットのシーンがあっさりと描かれていたことには拍子抜けした。
AKB48がレコ大連覇!史上6組目の快挙“センター”まゆゆ号泣(サンケイスポーツ) - goo ニュース
第54回日本レコード大賞が、AKB48の「真夏のSounds good」だったことは順当な
結果だったと思う。ここでは前年まで16年連続16回レコード大賞の司会を務めていた
堺正章についてふれておきたい。12月17日に最終回を迎えたフジテレビの音楽番組
「HEYHEYHEYMUSIC CHAMP」内で、何故か堺正章がAKB48内の紅白
歌合戦の司会をしていたのであるが全くAKB48のメンバーの名前が覚えられないようで、
一応カンニングペーパーを持っているのであるが、進行がしどろもどろで明らかに老いが
感じられた。堺と同世代の歌手が集まるショーならばともかく、何故堺正章が無理をして
まで若いアイドルグループのショーの司会の仕事をしているのかよく分からないのである。