特集:ストローブ=ユイレの軌跡 1962-2012
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パラドックスを巡る物語
総合 100点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
19世紀のフランスの作家であるジュール・バレスの「東方の砦」三部作の第一作「ドイツに仕えて」の抜粋に基づき、アルザスの守護聖人の修道院がある聖オディール山の散歩道を歩く、ストローブ自ら演じるロレーヌ人と、ジョゼフ・ロトネールが演じるポール・ヘルマンというアルザス人の青年の対話から『ある相続人』(2011年)は始まる。
アルザス・ロレーヌはフランスとドイツの国境地方であり、普仏戦争でドイツ領に、第一次大戦後フランスに復帰するものの、1940年に再びドイツ領になり、第二次大戦後はフランスに復帰するという紆余曲折があり、両国からイジメの対象にされてきたのであるが、それでもポール青年はパリとは違って階級差別が無い、自分が受け継いだ土地を矜持を持って守ると語る。
場面は変わって、ポールがかつて命を救ったことがある女性の家をストローブと訪れ、提供されたビールを飲みながら、そのいきさつを説明する。
当時医学生だったポールは助けを求める声を聞いて、その家に駆けつけた。妻が流血しており夫と母親が取り乱していたためにポールがその女性を処置するのであるが、それを見ていた夫はポールが本当に妻に対して適切な処置をしているのか疑い出し、ついには斧でポールを襲い、治療を止めさせようとする。しかし女性を助けるためにポールは夫を家から追い出して治療を続けた結果、女性は助かり、夫はポールに謝罪した。
ここで問題となる点は、夫がポールを襲った理由が、ポールが見ず知らずの男だったからなのか、ポールがまだ医者の卵だったからなのか、ポールと夫が違う人種だったためなのか、あるいはポールの語り口の精度が低いためなのかはっきりしないことである。
同時に上映されている『ジャッカルとアラブ人』(2011年)、『慰めようのない者』(2011年)、『母』(2012年)も『ある相続人』同様に複数の要素が複雑に絡み合うパラドックスにまつわる物語だと思う。詳細は専門家に任せるとしても、『ある相続人』と『母』で「斧」がキーワードとされていることだけは指摘しておきたい。ところで『母』の冒頭で流れるオペラに字幕が付かなかったのは何故なのか?
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モデルの女性を妊娠中絶させ、解決金350万円を支払ったと週刊文春で報じられた
藤森慎吾に関して、TBSの「サンデー・ジャポン」の太田光がスルーしてしまったことは
妊娠中絶の記事に対して吉本興業側は「記事の大部分はウソ。厳重に抗議していきたい」
というコメントを発表しているのとは裏腹に、逆にこれは“マジ”なのだと思わせてしまう。
吉本興業が醜聞をもみ消すためのバーターとして藤森との恋仲が噂されていた田中みな実
との2ショット写真をフライデー側に撮らせたということが事実であるならば、その前に
太田光が番組を通じて、フライデーが取材に来たら藤森と田中のことを教えてやると言って、
本当にフライデーが来たから太田の楽屋で2人が愛し合っていたとネタで言ったことが
記事として書かれたことで藤森が太田に激怒したという一連の出来事も“ヤラせ”だった
のではないかと思えてくる。