キューティ・ブロンド/ハッピーMAX
2003年/アメリカ
法廷から国会へ
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
前作『キューティ・ブロンド』(ロバート・ルケティック 監督 2001年)と比較される本作は、本国アメリカでは驚くほど評価が低いのであるが、主演のリース・ウィザースプーンのパフォーマンス同様に脚本も劣っているようには思えない。例えば、前作でエル・ウッズが担当した裁判において証言者として召喚されたチャトニー・ウィンダムがチオグリコール酸が不活性化するためにパーマをかけたら‘24時間’は濡らさないという常識を知らないはずがないということがキーポイントとなっていたのであるが、本作においても、デートやテレビ取材で顔やTゾーンが腫れたりするために本格的なエステの後‘24時間’は予定を入れないのが常識としてエルがヴィクトリア・ラッド下院議員のアリバイを崩すという‘ネタ被せ’まで丁寧に施している。
しかし前作の裁判所から本作では法律を作る国会を舞台にしているために馴染みにくい部分はあるのかもしれないが、ラストシーンから想像すると、すっかり成熟したリース・ウィザースプーンを主役にアメリカ大統領になるエル・ウッズが主人公の『キューティ・ブロンド3/メガマックス』を近い将来に観ることが出来るかもしれない。
質問に内柴被告「パニックに…隠蔽しようとも」(読売新聞) - goo ニュース
週刊ポスト2012年12月23日号によるならば、「3Pをしたという情報もあるが」と記者に
訊かれた内柴はニヤリと笑って「マジでありがたいね。させてもらえれば、したいですよ」
と答えたらしい。どうやら妻とは離婚したようで、その原因は息子が学校でいじめを受けた
ことだったようだが、離婚しようが、息子が学校でいじめに遭おうが、内柴正人の頭の中は
セックスのことしかないらしい。自分の発言は当然のことながら裁判官や被害者も知ることに
なることは分かっているはずだが、あるいはマイケル・ダグラスでも気取るのであろうか
一芸に秀でている間はそれで褒められるものの、引退した後に残ったものが旺盛な性欲
だけだったというのはやはり教育が間違っていたというしかないのであるが、どのように
間違っていて、どのように対処するべきだったのかは残念ながら想像がつかない。