屋根裏部屋のマリアたち
2010年/フランス
不思議な絵画の謎について
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
舞台は1962年のパリで、主人公の株式仲介人であるジャン=ルイ・ジュベールが、屋根裏で暮らしているメイドたちと深くコミットするきっかけとなったのは電話を貸したことからで、屋根裏の詰まったトイレの修理を通常の2倍の値で依頼をしてあげたり、DVの被害を受けているメイドに家を手配してあげたり、‘タンス貯金’をしている彼女たちに株の買い方まで指南しながら、不自由なメイドの生活を自ら実践することで本当の自由を知るというストーリーはありきたりなものではあるが悪くはない。
私が興味を抱いたショットは、マリアの前任者で、長年ジュベール家のメイドを務めていた女性の部屋に飾られていた絵が、何故か後ろ向きの女性の肖像画で、ブキニストと呼ばれる古本の露店で絵画が載っている本を手にしたジャン=ルイは裸でベッドに横たわっている後ろ向きの女性が鏡を差し出されている絵を見ており、鏡には彼女の顔が写っているものの小さくてはっきりしないのであるが、その女性は必然的にジャン=ルイが見てしまった、シャワーを浴びている後ろ向きのマリアの裸と重なり、やがてラストにおいて画面いっぱいに映し出されるマリアの笑顔につながることが単なる偶然ではなく、妻のシュザンヌの再婚相手が画家であることも鑑みるならば、その細かい演出にただ唸るしかない。
未来・嘉田代表、表情硬く「時間が少なかった」(読売新聞) - goo ニュース
日本未来の党の代表の嘉田由紀子滋賀県知事が「脱原発」を訴えて全国を回ったにも
関わらず、62議席から9議席まで減らすという大惨敗だった。意外なことに原発問題を
抱えている福島県において日本未来の党の1区、2区、5区の候補者全員が落選しており、
3区の民主の玄葉光一郎を除いて全部自民党が議席を獲得してしまっている。特に5区は
6人の立候補者の中で日本未来の党から出馬した松本喜一は最下位である。つまり
東京都8区で石原伸晃相手に戦った山本太郎は善戦しているものの、東京で盛り上がって
いるように見える反原発運動は福島県ではそれほどでもなかったのである。ところで
嘉田由紀子が連呼していた「えんぴつ持ったら未来の党」という節回しはウケ狙いで
人気モデルの鈴木奈々の「生きてる価値が見出せない」をパクったのだろうか