今回も予定を変更して、尖閣諸島での日本の巡視船と中国の漁船の衝突事故の問題について一言。この問題に対するカン内閣の対応の余りのヒドさに国民全員あきれかえっていることと思いますが、この内閣の無能ぶりには二つの解釈があるだろうと私は思ったので。一つは、内閣が掛け値無しに無能であって、どうしようもない素人集団である場合。この可能性を私は7割ぐらいと見積もっています。もう一つは、内閣にいる売国閣僚の一部がわざとやったサボタージュ、もしくは事件そのものが作られたものであった可能性。これが3割。後者の場合は、カンさんの無能さが利用されたわけですから、内閣が無能であることに違いはありません。仮に陰謀があった場合でもカンさん自身は陰謀の外でしょう。これがもし、小沢首相だったらどうだったか、と想像してしまいます。もし小沢氏(あるいは鳩山氏)が首相であったら、中国はこのような強硬な態度を取らなかっただろうし、ひょっとしたら事件そのものが起こっていなかったのではないかと思うのは私一人ではないでしょう。
事件の様子を聞くと、どうも中国漁船が故意に日本の巡視船に衝突したようです。漁船が自ら巡視船に体当たりしたその意図は何なのかということです。漁船の船長の自らだけの意志でやったとはとても思えません。誰かがやらせたに違いないのです。この事故後の中国側の高圧的な態度を見ると、中国政府がやらせた可能性もあると思います。 あるいはそうでなくとも、人口14億を抱えて統治に難問を抱える中国政府は領土問題で日本に甘い顔をするという選択はありませんし、中国国民の関心が外を向いてくれたらありがたいと、この事件を渡りに船と利用したのかも知れません。いずれにしても、この事件は単なる衝突事故ではありませんし、そのウラに陰謀の匂いがします。この3割の陰謀の可能性についてちょっと考えてみたいと思います。
クリントンはこの問題は日米安保にからむと言いました。アメリカにとっては、日米安保は対中のためにも必要だというデモンストレーションになったでしょう。この事件と時期を一致して、アメリカ側が在日米軍のための思いやり予算増額を要求して来たのは偶然ではないのではないかと思わされます。そう考えると、今回の事件、アメリカと中国(と内閣にいる日本の工作員)がつるんで描いた陰謀という説もありえるかなと思うのです。
今回の事件での内閣の無能ぶりは特筆すべきものがあります。危険な外交問題であるにもかかわらず、那覇地検が船長の釈放を決めたのだ、と知らんふりをする狸の官房長官、切腹ものです。(そもそも、那覇地検が政治的、外交的理由で釈放したという弁明を行っているのですから、内閣が知らないはずがないのです)日本国民の国益を守るのが政府だという建前論からすると、今回の政府の対応は余りにお粗末です。その余りのお粗末ぶりが、却って怪しいと思わせます。私は今のカン内閣を全く信用していないので言わせてもらうと、事件をめぐって、二、三の「腑に落ちない」ことがあります。例えば、玄葉某とかいう人は、今回の成り行きに不快感を表した上で「これで日米安保の重要性が再認識された」などと言ったそうです。不快感は多分、中国に押し切られて力で負けたという日本人なら誰でも思う悔しさから来ているのでしょうが、ここでどうして、日米安保の話をわざわざ出すのかとということです。
この問題は、最初から政府が政治主導で外交と指揮権を駆使して解決すべきものでした。それを、ずるずると問題が大きくなるまで、しかるべき処置を何も取らなかった中央政府に最も重い責任があると普通の人なら思うでしょう。政府は、「領海侵犯した中国漁船は戦争を仕掛けて来たわけではない(何といっても漁船ですから)」という建前で、あくまで事故として速やかに処理すべきであったのに、結局、問題をこじらせた挙げ句、「防衛問題」にすりかえるような発言をする閣僚まで出た、というのがおかしいと思うのです。また、マエハラ氏の対応の仕方を見ると、何もしていないくせに、妙に余裕を示していたことがひっかかります。コトの重大性がわかっていなかったとは思えないのです。こういうことを考えると、この漁船の体当たりは、実はアメリカが中国と一緒になってやった芝居で、マエハラ氏や官房狸の悪徳弁護士は首謀者の一部である可能性が高いのではないかと私には思えます。この問題を適当にこじらせて、防衛問題へとすり替え、日米安保を売り込み、その流れで沖縄在日米軍基地の恒常化 、思いやり予算(このふざけた名前をなんとかして欲しい)の増額、を国民に売りつける、という手ではないのかと勘ぐりたくなります。
アメリカにとっての日中関係は、つかず離れずでなければ困ります。日中が同盟関係となって共同防衛戦線を張れば、アメリカのアジア戦略にとってだけでなく、アメリカの国防にとっても、極めてまずい状況となるでしょう。適当にケンカはするが、戦争にならない程度のイザコザを日中が常時抱えているような状況があればこそ、アメリカ軍が東アジアにいる存在理由があるというものです。そういったイザコザを引き出すために押すツボが領海問題であったり、靖国神社参拝問題であったりするのではないでしょうか。今回の問題が誰の得になるのかという観点から考えたら、第一に「思いやり予算」の縮小を計画し沖縄基地問題がこじれている日本政府から在日米軍をネタに金を出させたいアメリカ、第ニには内閣内部にいるアメリカの日本人工作員、そして第三に国民の注意を反日のキーワードの下に政府の外に反らしたい中国政府だろう、と思います。彼らの利益のために、アメリカと日本政府の工作員が中国と組んで起こした陰謀である可能性はあると思います。そうでなければ、今回の政府の対応は余りに稚拙すぎると思うのです。
陰謀論はこれぐらいにしておきましょう。可能性は3割と思います。それに陰謀論を弄し過ぎると疑り深くなって性格が悪くなりますから。ただ、現内閣の無能ぶりは然るべく発揮されたと言っておきましょう。
事件の様子を聞くと、どうも中国漁船が故意に日本の巡視船に衝突したようです。漁船が自ら巡視船に体当たりしたその意図は何なのかということです。漁船の船長の自らだけの意志でやったとはとても思えません。誰かがやらせたに違いないのです。この事故後の中国側の高圧的な態度を見ると、中国政府がやらせた可能性もあると思います。 あるいはそうでなくとも、人口14億を抱えて統治に難問を抱える中国政府は領土問題で日本に甘い顔をするという選択はありませんし、中国国民の関心が外を向いてくれたらありがたいと、この事件を渡りに船と利用したのかも知れません。いずれにしても、この事件は単なる衝突事故ではありませんし、そのウラに陰謀の匂いがします。この3割の陰謀の可能性についてちょっと考えてみたいと思います。
クリントンはこの問題は日米安保にからむと言いました。アメリカにとっては、日米安保は対中のためにも必要だというデモンストレーションになったでしょう。この事件と時期を一致して、アメリカ側が在日米軍のための思いやり予算増額を要求して来たのは偶然ではないのではないかと思わされます。そう考えると、今回の事件、アメリカと中国(と内閣にいる日本の工作員)がつるんで描いた陰謀という説もありえるかなと思うのです。
今回の事件での内閣の無能ぶりは特筆すべきものがあります。危険な外交問題であるにもかかわらず、那覇地検が船長の釈放を決めたのだ、と知らんふりをする狸の官房長官、切腹ものです。(そもそも、那覇地検が政治的、外交的理由で釈放したという弁明を行っているのですから、内閣が知らないはずがないのです)日本国民の国益を守るのが政府だという建前論からすると、今回の政府の対応は余りにお粗末です。その余りのお粗末ぶりが、却って怪しいと思わせます。私は今のカン内閣を全く信用していないので言わせてもらうと、事件をめぐって、二、三の「腑に落ちない」ことがあります。例えば、玄葉某とかいう人は、今回の成り行きに不快感を表した上で「これで日米安保の重要性が再認識された」などと言ったそうです。不快感は多分、中国に押し切られて力で負けたという日本人なら誰でも思う悔しさから来ているのでしょうが、ここでどうして、日米安保の話をわざわざ出すのかとということです。
この問題は、最初から政府が政治主導で外交と指揮権を駆使して解決すべきものでした。それを、ずるずると問題が大きくなるまで、しかるべき処置を何も取らなかった中央政府に最も重い責任があると普通の人なら思うでしょう。政府は、「領海侵犯した中国漁船は戦争を仕掛けて来たわけではない(何といっても漁船ですから)」という建前で、あくまで事故として速やかに処理すべきであったのに、結局、問題をこじらせた挙げ句、「防衛問題」にすりかえるような発言をする閣僚まで出た、というのがおかしいと思うのです。また、マエハラ氏の対応の仕方を見ると、何もしていないくせに、妙に余裕を示していたことがひっかかります。コトの重大性がわかっていなかったとは思えないのです。こういうことを考えると、この漁船の体当たりは、実はアメリカが中国と一緒になってやった芝居で、マエハラ氏や官房狸の悪徳弁護士は首謀者の一部である可能性が高いのではないかと私には思えます。この問題を適当にこじらせて、防衛問題へとすり替え、日米安保を売り込み、その流れで沖縄在日米軍基地の恒常化 、思いやり予算(このふざけた名前をなんとかして欲しい)の増額、を国民に売りつける、という手ではないのかと勘ぐりたくなります。
アメリカにとっての日中関係は、つかず離れずでなければ困ります。日中が同盟関係となって共同防衛戦線を張れば、アメリカのアジア戦略にとってだけでなく、アメリカの国防にとっても、極めてまずい状況となるでしょう。適当にケンカはするが、戦争にならない程度のイザコザを日中が常時抱えているような状況があればこそ、アメリカ軍が東アジアにいる存在理由があるというものです。そういったイザコザを引き出すために押すツボが領海問題であったり、靖国神社参拝問題であったりするのではないでしょうか。今回の問題が誰の得になるのかという観点から考えたら、第一に「思いやり予算」の縮小を計画し沖縄基地問題がこじれている日本政府から在日米軍をネタに金を出させたいアメリカ、第ニには内閣内部にいるアメリカの日本人工作員、そして第三に国民の注意を反日のキーワードの下に政府の外に反らしたい中国政府だろう、と思います。彼らの利益のために、アメリカと日本政府の工作員が中国と組んで起こした陰謀である可能性はあると思います。そうでなければ、今回の政府の対応は余りに稚拙すぎると思うのです。
陰謀論はこれぐらいにしておきましょう。可能性は3割と思います。それに陰謀論を弄し過ぎると疑り深くなって性格が悪くなりますから。ただ、現内閣の無能ぶりは然るべく発揮されたと言っておきましょう。