私や、普通に物事を判断できる人々は、アベ政権の未曾有のデタラメに憤っており、アベ政権が未来に長く残すことになるな負の遺産に強烈な危機感を感じているわけですが、国民の政治への関心は低く、アベのトンデモぶりをよく知らない人、知っていてもお茶目ぐらいにしか思わない人が多く、そうした無関心層が選挙投票率を下げ、組織票をもつ自民、公明党を利し、このデタラメ政権が続くことを許しています。
日本の従来の価値観、意見を主張することははしたないとか、批判をするのはみっともないとか、和をもって尊しとする態度、が意見をぶつけ合って折り合いをつけていく西洋型の民主主義のやり方となじまないというのもあるでしょう。「お上」のいうことに逆らって、一揆でも起こせば、あとの仕返しが怖い、自分一人の「ささやかな幸せ」さえ守れればそれで満足するという昔の統治で条件づけられた価値観に縛られているというのもあるでしょう。しかし、インターネットで個人で情報発信することが極めて簡単になった現在です。民主主義はその個人が声を上げていかないと成り立ちません。しかるに、まだアベ政権を支持する国民が多くいるのは、不可解な話です。
一つの原因は、メディアがアベ政権に、恫喝され、アメで釣られて、骨抜きになっていることが大きいと思います。アベ政権の数々の失敗、不正、ゴマカシ、ウソ、それが伝わっていないのでしょう。それを知っていて、まだアベを支持するという国民がいたら、それは立憲民主主義国家を建前にしている日本を否定していることに他ならないと思います。メディアがアベのデタラメさをマトモに報道しない、それどころか、あからさまなアベ政権のプロモーションをするような体たらく。
英語版のGoogle Newsのヘッドラインを眺めてみると、メジャーなメディアは結構厳しく政権批判をしています。事実に基づいて公平な報道をした上で、権力に関しては、ダメなものはダメと言う、なぜダメなのかをしっかり説明します。各メディアは社会の木鐸としての矜持と責任において、権力の暴走を防ぐためにダメ出しをし、国民を啓蒙する、それがメディアのあるべき姿でありレゾンデトルというものでしょう。
例えば、トランプに関しては、マッケインの死去に際しての不適切な言動や行動、大統領選のロシアンゲート疑惑や虚言に関して大統領職罷免の可能性、政策の失敗などなど、批判的な記事のヘッドラインが並びます。
マッケインの死去に対するトランプの反応は、彼がいかに狭量であるかを思い起こさせる。(The New Yorker)
マッケインの最もおごそかな言葉を朝笑うトランプの反応 (CBS)
トランプは罷免されるか?ビル クリントンの過去がトランプの未来を予測する (NBC News)
トランプの減税政策は不動産価格を抑制するはずであった。が、失敗した。(New York Times)
Fox News Interviewでの36の最も噴飯モノのトランプのセリフ (CNN)
一方、日本はどうでしょう。公開討論から逃げるために出馬表明を遅らせたアベ。その一総裁候補の出馬表明をライブ中継したNHK。その態度や政権のデタラメを批判するどころか、まともに事実さえ報道しない全国紙。読売や産経に至っては、露骨な提灯記事しか書かない。政権のデタラメを一番きっちり報道しているのは実はタブロイドの日刊ゲンダイではないかと思うような惨状。朝日や東京新聞は折々に、社説でアベ政権批判をみますが、なかなか後が続かない。アメリカではトランプの罷免が堂々と議論されているのに、日本では、数々のアベの犯罪的事実(ヤクザを使って選挙妨害を図った火炎瓶事件とか、モリカケとか)がありながら、まともに追求も報道もされません。ちなみに、火炎瓶事件は、7月の参院での山本太郎氏の追求に始まって、現在、ツイッターでは、「ケチって火炎瓶」「安倍とヤクザと火炎瓶」「安倍瓶三」のハッシュタグでトレンド入り。
大手新聞、メディアは、露骨な官邸の脅しに屈してしまっているようです。しかし、この調子だと、アベが政権を去ったあとも、ずっと官邸に脅されて政権のプロパガンダの手先扱いでしょう。それではジャーナリズムは死んだも同然です。
中でも「アベ様の犬HK」と揶揄される「日本偏向報道協会(NHK)」はひどい。事実はネットやツイッターで発信される情報に頼るしかないようです。そのNHKといえば、昨日も醜聞。
岩上安身@iwakamiyasumi: NHKの偏向報道は、組織あげてのものなので度し難い。森友問題でスクープを放った記者を、そのすぐあとに左遷し、記者として仕事をできないように干し上げたこと、ここでも何回か取り上げました。その記者の方、お名前は相澤冬樹さん(NHK大阪考査部副部長)。NHKを今月末で退社して大阪日日新聞に移ることが決まりました。とのこと。
NHKでは政権に不利な報道をすると左遷されて干される、アベのヤクザのやり方が政府官僚のみならず、報道機関まで染み通っているようです。寒気がしますな。
ちなみに、総裁選のアベのスローガンは、石破氏の「正直、公正」に対抗して、「責任、実行」だそうで、、、、 あきれはてました。この男が、一つでも責任をとったことがあったのか、言ったことをマトモに実行したことがあったのか、、、何一つ思い浮かびません。「無責任で口だけ」だから、ウソつきで卑怯だと自民党員からも思われているのではないのですかね。
最後に、うれしいニュースは玉城氏が沖縄知事選に出馬表明したこと。ようやく、オール沖縄の支援体制が整ったということでしょう。大変ですが是非頑張ってもらいたいと思います。
日本の従来の価値観、意見を主張することははしたないとか、批判をするのはみっともないとか、和をもって尊しとする態度、が意見をぶつけ合って折り合いをつけていく西洋型の民主主義のやり方となじまないというのもあるでしょう。「お上」のいうことに逆らって、一揆でも起こせば、あとの仕返しが怖い、自分一人の「ささやかな幸せ」さえ守れればそれで満足するという昔の統治で条件づけられた価値観に縛られているというのもあるでしょう。しかし、インターネットで個人で情報発信することが極めて簡単になった現在です。民主主義はその個人が声を上げていかないと成り立ちません。しかるに、まだアベ政権を支持する国民が多くいるのは、不可解な話です。
一つの原因は、メディアがアベ政権に、恫喝され、アメで釣られて、骨抜きになっていることが大きいと思います。アベ政権の数々の失敗、不正、ゴマカシ、ウソ、それが伝わっていないのでしょう。それを知っていて、まだアベを支持するという国民がいたら、それは立憲民主主義国家を建前にしている日本を否定していることに他ならないと思います。メディアがアベのデタラメさをマトモに報道しない、それどころか、あからさまなアベ政権のプロモーションをするような体たらく。
英語版のGoogle Newsのヘッドラインを眺めてみると、メジャーなメディアは結構厳しく政権批判をしています。事実に基づいて公平な報道をした上で、権力に関しては、ダメなものはダメと言う、なぜダメなのかをしっかり説明します。各メディアは社会の木鐸としての矜持と責任において、権力の暴走を防ぐためにダメ出しをし、国民を啓蒙する、それがメディアのあるべき姿でありレゾンデトルというものでしょう。
例えば、トランプに関しては、マッケインの死去に際しての不適切な言動や行動、大統領選のロシアンゲート疑惑や虚言に関して大統領職罷免の可能性、政策の失敗などなど、批判的な記事のヘッドラインが並びます。
マッケインの死去に対するトランプの反応は、彼がいかに狭量であるかを思い起こさせる。(The New Yorker)
マッケインの最もおごそかな言葉を朝笑うトランプの反応 (CBS)
トランプは罷免されるか?ビル クリントンの過去がトランプの未来を予測する (NBC News)
トランプの減税政策は不動産価格を抑制するはずであった。が、失敗した。(New York Times)
Fox News Interviewでの36の最も噴飯モノのトランプのセリフ (CNN)
一方、日本はどうでしょう。公開討論から逃げるために出馬表明を遅らせたアベ。その一総裁候補の出馬表明をライブ中継したNHK。その態度や政権のデタラメを批判するどころか、まともに事実さえ報道しない全国紙。読売や産経に至っては、露骨な提灯記事しか書かない。政権のデタラメを一番きっちり報道しているのは実はタブロイドの日刊ゲンダイではないかと思うような惨状。朝日や東京新聞は折々に、社説でアベ政権批判をみますが、なかなか後が続かない。アメリカではトランプの罷免が堂々と議論されているのに、日本では、数々のアベの犯罪的事実(ヤクザを使って選挙妨害を図った火炎瓶事件とか、モリカケとか)がありながら、まともに追求も報道もされません。ちなみに、火炎瓶事件は、7月の参院での山本太郎氏の追求に始まって、現在、ツイッターでは、「ケチって火炎瓶」「安倍とヤクザと火炎瓶」「安倍瓶三」のハッシュタグでトレンド入り。
大手新聞、メディアは、露骨な官邸の脅しに屈してしまっているようです。しかし、この調子だと、アベが政権を去ったあとも、ずっと官邸に脅されて政権のプロパガンダの手先扱いでしょう。それではジャーナリズムは死んだも同然です。
中でも「アベ様の犬HK」と揶揄される「日本偏向報道協会(NHK)」はひどい。事実はネットやツイッターで発信される情報に頼るしかないようです。そのNHKといえば、昨日も醜聞。
岩上安身@iwakamiyasumi: NHKの偏向報道は、組織あげてのものなので度し難い。森友問題でスクープを放った記者を、そのすぐあとに左遷し、記者として仕事をできないように干し上げたこと、ここでも何回か取り上げました。その記者の方、お名前は相澤冬樹さん(NHK大阪考査部副部長)。NHKを今月末で退社して大阪日日新聞に移ることが決まりました。とのこと。
NHKでは政権に不利な報道をすると左遷されて干される、アベのヤクザのやり方が政府官僚のみならず、報道機関まで染み通っているようです。寒気がしますな。
ちなみに、総裁選のアベのスローガンは、石破氏の「正直、公正」に対抗して、「責任、実行」だそうで、、、、 あきれはてました。この男が、一つでも責任をとったことがあったのか、言ったことをマトモに実行したことがあったのか、、、何一つ思い浮かびません。「無責任で口だけ」だから、ウソつきで卑怯だと自民党員からも思われているのではないのですかね。
最後に、うれしいニュースは玉城氏が沖縄知事選に出馬表明したこと。ようやく、オール沖縄の支援体制が整ったということでしょう。大変ですが是非頑張ってもらいたいと思います。