ちょっと、愚痴です。今日は「ですます」で書けません。
何年も前からメルトダウンした原発に流れ込む地下水のために毎日90トンの放射能汚染水が出来続けている。汚染水は当面、仮置きのタンクに貯めてきて、その間に対処を考える予定であったが、そこはいつもの自民党であった。やってるフリしてやりすごし、問題を先送りして収束するのを待つ。先送りできない状況になったら、「責任を追求している場合ではない」と逆ギレしてちゃぶ台返しで、グダグダの寝技戦に持ち込む。汚染水問題が明らかとなった当初こそ、対処方法の議論がTVからも聞こえてきたが、アベ政権の半ばからは、議論さえしている様子もなく、もう何年も前から、問題を先送りしつづけて、破綻すれば、海洋放出が既定路線となっていた様子。自民党にとって、最優先事項は政権の安定であって、国民の生活や健康はもとより、国の繁栄や国防でさえどうでもいいと考えている。ましてコロナや原発問題は、それを解決したところで票にも結びつかず、手間ばかりかかる厄介な仕事としかみていないのだ。国民や世界にとって重要な問題は、自民党にとってはどうでもいい問題であり、やってもうまみのない仕事なのだ。そうした問題は先送りしつづけることが短期的にはもっとも簡単でコストが安いと彼らは考えている。アベが使い物にもならないマスク二枚でコロナをやり過ごそうとし、巨額の税金を中間業者に中抜きさせことに自民党という政党がどういう政党かがよく表れている。問題の先送りのためにウソを言うのも自民党だ。ウソによって先送りをし、ウソにウソを重ねて先送りしつづける。そして、ウソがばれたら開き直る。「汚染水に関して、地元の理解を得ずにはいかなる処分も行わない」とした政府の約束は、誰もが破られるであろうと予想した。その通りになった。追求されると厄介だと思ったキシダは、放出前には地元水産業者に会うことも説明することもせず、勝手に放出始めた。さすがに、その不誠実さを咎められたら、「政府の約束は守られてはいないかもしれないが、破られてもいない」という意味不明の東大官僚が書いたらしい詭弁を繰り出した。約束が守られていないのに破られていないという状況とはどういう状況なのか?特定の約束というのは守られていなければ破られているのだ。少なくとも「地元の理解を得ずにいかなる処分を行わない」という約束は完全に破られている。
海洋放出以外の手段を模索することもせず、思考停止したのは、脳の代わりにパンケーキが頭に詰まっていたからだろう。アベ友レイプ犯の逮捕をもみ消し、官房機密費をばら撒いてアベの子飼いに選挙買収させてアベの政敵を落選させた挙句にバレたら、それまで散々持ち上げていた実行犯の夫婦を揃って塀の中へぶち込んで尻尾切り。官房長官時代は、アベ家の生ごみバケツのフタと言われた男、ゴミバケツのフタとしての能力を買われて、総理になったが、流石に頭の中はパンケーキ、表舞台で通用する器量もなく、現職なのに総裁選にも出れずに匙を投げられた、そんな男が安易に決めた海洋放出。この男以上に無能で不誠実、頭の中はただの空洞としか思えないメガネをかけた動くカカシのような男がキシダ。バイデン、経団連、統一教会と、票と力のあるところには言われるがままに二つ返事だが、票にならない一般国民はもとより日本という国でさえどうでもいいらしい。国民不在、それどころか自分というものさえなく、命令のままに動くだけのカカシ ロボット。中国の水産物禁輸措置は「想定外だった」みたいな恥ずかしい答弁を平気で堂々とできるのは、無能ではなく無脳だからなのだろう。キシダは海洋放出は三十年続くと云う。その「三十年」には何の根拠もない。メルトダウンした核燃料を取り出す方法は12年経っても見つかっていないのだ。つまり汚染水は半永久的に流れ続けるのだ。そして、キシダはその三十年、政府が「責任をもつ」と言う。これほど無責任極まりない発言があるだろうか。アベが不祥事や問題が起こるたび「責任は私にある」と何十回となく言ったが一度も「責任をとった」ことがなかったのを思い出す。そもそもアベは国会で少なくとも108回以上、ウソをつきまくったと公式に認められたウソつきなのだ。それが自民党という政党である。キシダがウソつきでないはずがない。
海洋放出を世界が反対するのは当然である。海は繋がっているのだ。三十年どころか、これから半永久的にメルトダウンした原発から放射能が海に垂れ流され続けることになる。しかもこの汚染水は他国の稼働ししている原発がコッソリ流している放射能ではなく、メルトダウンした原発からの60種類以上の核種を含む、放射能汚染水であって、それを海に流すのは世界初のことである。しかも、東電はこの処理水の中身を意図的にトリチウム水と言い換えて隠してきたのである。自民党政権の日本政府も国策企業である東電も信用できないことは、ジャーナリズムが機能してしている日本以外の国では常識だ。
ちょっと自らを他の国の立場においてみれば、史上最大の桁違いの原発事故を起こしたにもかかわらず、その対策に真摯に取り組まず、何百トンとある燃料は事故後十二年経っても全く取り出せておらず、政府の公式声明の半分はウソとゴマカシのような国が、メルトダウンした原発からの「処理水」を世界で初めて海に捨てることに不安を覚えないはずはないし、手段があるなら止めさせようとすることは小学生でも理解できるだろう。
利権がらみは即決だが、それ以外はやってるフリでしかできない自民党政府、国民の生活は無茶苦茶、海外からの批判は強まる一方。アベ政権になったあたりから思考力のある人々は警鐘を鳴らし続けている。こうして目先の利益ばかりを追い求め、ウソとゴマカシで塗り固めたような政府を持つ国が繁栄するわけがない。日本は没落し、貧乏になり、モラルが廃れて、犯罪が増えると十年以上も前から言われ続け、そして、今、その通りのことが起こって来ている。ウソをついて他人を騙すのは自分の利益のためなら当然のことだと人々は思い始めている。そんな社会で安心して暮らせるわけがない。頭が腐ると全てが腐る。
二、三、目についたツイートを
マイナンバーカードも“処理水”放出も、結局のところは今の政府を信用できるかという話だ。この10年ほどの自公政権の嘘まみれの政治を振り返れば、信用しろと言う方が無茶だろう。分別のつく大人なら分かる話だ。
— m TAKANO (@mt3678mt) August 28, 2023
日本でデモが起きないのは、現在、タンクに貯められている水の67%で、トリチウム以外の62の放射性核種の濃度が排出基準を上回っていること、
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) August 28, 2023
東電が詳細な放射能測定を行っているのは、3つのタンク群のみで、タンクの水全体の3%弱にすぎないこと… https://t.co/PT9DXQRdcv pic.twitter.com/KLY2zLi8cC