一票の較差が違憲であるという裁判所の判断は、前衆院選前からありましたが、前政権は違憲状態を改善することなく、自爆解散を強行し、筋書き通りに自民党政権に戻しました。選挙そのものについても、選挙の票数が余りに不自然であり、票の統計を一手に握っていたのがムサシという会社であることもあって、不正選挙の疑いがいまだに消えません。その衆院選に関して、広島高裁は、先日、違憲状態である選挙であることから選挙そのものが「無効である」という当然の判決を出しました。「画期的な判決」と評価する人もありますが、違憲選挙が無効なのは当たり前のことで、これが画期的と感じられるほど、日本は異常な無法国家であったということです。ルールを無視して勝っても勝ちとは認められないのはスポーツなどではあたり前でしょう。それが国の政治家を選ぶ選挙という民主主義で最も重要、かつ国民の生活に直結する制度において、裁判所がルール違反であると以前から指摘しているのに、改善することもなく解散総選挙に踏切り、しかも、その選挙そのものもイカサマだった可能性もあるというのです。デタラメが出来事があたり前のように日常茶飯事のようにおこるのが現在の日本という国です。というわけで、悲しいかな、あいにく日本は法治国家とは言えませんから、いくら高裁で無効の判断が出ても、最後はウヤムヤにされてしまって、選挙は無効なのだけど、議員はそのまま、国民の意思は無視されたまま、結局、何もかわらないということになるのでしょう。小沢氏秘書の裁判を見てもわかるとおり、この国の司法の三審制というのは形だけ、やってるフリ。そして、国が相手の裁判は最高裁で、必ず国が勝つことになっているイカサマの国です。イカサマでもデタラメでいいじゃないか、国が腐っていても良いじゃないか、運が悪けりゃ死ぬだけよ、この国を責任をもって運営すべき人間が、自分さえよければ良い、今さえ良ければ将来はどうなってもよい、と世紀末的な刹那主義でやっているのです。そりゃ、真面目な人は自殺もしたくなるでしょう。
ま、アベ氏がTPPで売国の道筋をつけて、辺野古埋め立てで、米軍の恒久的日本支配を確定させたら、役目も終わりと、選挙無効判決を機会に衆参同時選挙をするという筋はあり得るかも知れません。辺野古といえば、普天間が危ないから辺野古を埋め立てて基地をつくって移すのだ、というバカげた理屈ですが、その前に、そもそも、敗戦後70年近く、沖縄返還から40年も経つのに、なぜ米軍がいまだに沖縄に居座っているのか、を真面目に考えてもらいたいです。沖縄は事実上は返還されずに占領されたままだということです。普天間が危ないのなら、米軍は日本から出て行け、というのが普通でしょう。「出て行け」と言って、カドが立つなら、「70年間、占領してもらって、安全保障という名目で、散々、県民に迷惑をかけ、思いやり予算という名前の要心棒代をカツアゲしてもらって、どうもありがとうございました。おかげで日本人もすっかり忍耐強くなりました。もう十分です。お帰り下さい」とお願いしてみればどうでしょうか。沖縄基地で程度の悪いアメリカ兵が不祥事を起こすのは日常茶飯事、世界で一番、危険なのは、テロリストでも共産主義でもなく、米軍でしょう。米軍が日本にいないことが一番の安全保障だと私は思いますね。
話戻って、アベ政権はそう長くはないだろうと思います。例によって、誰が思いつくのか(多分、どこかの国民をなめ切っている大蔵官僚でしょうが)、本質隠しの空虚なキャッチフレーズ、「アベノミクス」とかいう名前で、失敗することが最初からわかっている単なるバブル経済政策、を持ち上げていますが、こんなものはすぐ化けの皮がはがれて、物価と株価は上がっているのに収入は上がらず、実質経済は低迷、そうなることは火を見るより明らかです。だいたい、景気などというよくわからんものを「株価」みたいなこれまた中身の無いバクチの指標を使って表そうとすることからしてイカサマです。(イカサマばっかしですね)株価の代わりに「エンゲル係数」とかを使ってみたらどうでしょう。アベ氏が顔の自民党もそう長くはなく、前回の総理のたらい回しと同じように、早晩、看板を架け替えざるを得ないことになるのではないでしょうか。
いや、だんだん、この国の腐り具合を知るにつれて、こんな話は、どうでもよくなってきました。ネットではフクシマの震災の後からずっと、富士山が大噴火するというウワサが絶えません。原発事故の後に富士山が噴火となれば、これは黒沢明の「夢」の中の「赤富士」そのままです。ニュースを見る度に私の頭も噴火してしまうこの頃、この際、富士山大噴火で、永田町も霞ヶ関もキレイさっぱり消え去ったらスッキリするだろうとさえ思ったりします。
今後は、なるべく明るい話をしたいと思います。
ま、アベ氏がTPPで売国の道筋をつけて、辺野古埋め立てで、米軍の恒久的日本支配を確定させたら、役目も終わりと、選挙無効判決を機会に衆参同時選挙をするという筋はあり得るかも知れません。辺野古といえば、普天間が危ないから辺野古を埋め立てて基地をつくって移すのだ、というバカげた理屈ですが、その前に、そもそも、敗戦後70年近く、沖縄返還から40年も経つのに、なぜ米軍がいまだに沖縄に居座っているのか、を真面目に考えてもらいたいです。沖縄は事実上は返還されずに占領されたままだということです。普天間が危ないのなら、米軍は日本から出て行け、というのが普通でしょう。「出て行け」と言って、カドが立つなら、「70年間、占領してもらって、安全保障という名目で、散々、県民に迷惑をかけ、思いやり予算という名前の要心棒代をカツアゲしてもらって、どうもありがとうございました。おかげで日本人もすっかり忍耐強くなりました。もう十分です。お帰り下さい」とお願いしてみればどうでしょうか。沖縄基地で程度の悪いアメリカ兵が不祥事を起こすのは日常茶飯事、世界で一番、危険なのは、テロリストでも共産主義でもなく、米軍でしょう。米軍が日本にいないことが一番の安全保障だと私は思いますね。
話戻って、アベ政権はそう長くはないだろうと思います。例によって、誰が思いつくのか(多分、どこかの国民をなめ切っている大蔵官僚でしょうが)、本質隠しの空虚なキャッチフレーズ、「アベノミクス」とかいう名前で、失敗することが最初からわかっている単なるバブル経済政策、を持ち上げていますが、こんなものはすぐ化けの皮がはがれて、物価と株価は上がっているのに収入は上がらず、実質経済は低迷、そうなることは火を見るより明らかです。だいたい、景気などというよくわからんものを「株価」みたいなこれまた中身の無いバクチの指標を使って表そうとすることからしてイカサマです。(イカサマばっかしですね)株価の代わりに「エンゲル係数」とかを使ってみたらどうでしょう。アベ氏が顔の自民党もそう長くはなく、前回の総理のたらい回しと同じように、早晩、看板を架け替えざるを得ないことになるのではないでしょうか。
いや、だんだん、この国の腐り具合を知るにつれて、こんな話は、どうでもよくなってきました。ネットではフクシマの震災の後からずっと、富士山が大噴火するというウワサが絶えません。原発事故の後に富士山が噴火となれば、これは黒沢明の「夢」の中の「赤富士」そのままです。ニュースを見る度に私の頭も噴火してしまうこの頃、この際、富士山大噴火で、永田町も霞ヶ関もキレイさっぱり消え去ったらスッキリするだろうとさえ思ったりします。
今後は、なるべく明るい話をしたいと思います。