先日、時々見ている某退官教授のブログに高速道路の話が出ていました。高速道路の速度制限が大変、非現実的な所が多いという話で、それに関して、次のような意見が述べられています。
私も十年前はそう思っていました。道路は利用者のためのものだと思っていました。交通規則は交通が安全かつスムーズに行われるためのルールだと思っていました。しかし、外国で車を運転したことのある人なら、日本の道路はなぜこんなにも走りにくいのか、と思わない人はいないでしょう。私は単純に道路の幅が狭く、道路を利用する人が多いからだろう、と思っていました。しかし道路だけではありません。日本の都会は住みづらいと思います。数多くの規制があります。その理由を私はやはり人口密度が高いのでトラブルを防ぐためであると思っておりました。
しかし、本当の所はどうもそうではなさそうです。高速道路の非現実的な規制やその他もろもろの細かい交通規則は、交通安全のためでも利用者のためでもどうもないらしいと私は思うようになりました。
警察が年末に収支を合わせるために、ネズミ取りをやったり、駐車違反の取り締まりを厳しくしたりするのは知っていましたし、私もまったく理不尽のレッカー移動にあって、警官に文句を言ったら、「規則ですのでお願いします」と罰金の支払いをお願いされてしまったこともあります。こういうのは、国庫(かどこか知りませんけど)の金庫が寂しくなったときに、手っ取り早く国民から金を巻き上げるためにやっていることで、交通安全とは関係ありません。取り締まる方も多分罪悪感を感じるのでしょう、罰金支払いよろしくお願いしますという年末助け合い運動みたいな口調になるのです。
それはともかく、交通規則やその他の細々とした規則、ついうっかりと違反してしまうようなものが多くありますが、どうもそれは、ワザとそう不条理な規則や環境にしているのだそうです。年末の警察の取り締まりと同じように国民がついうっかりと違反するようなところに張っていて、必要に応じて権力側に都合の悪い人間を捕まえたりできるように、つまり官が民をコントロールする手段として使うために、わざわざ、違反を誘導するような交通規則であったり、道路環境にしているのだそうです。
じゃまな人間がいると、その人間をマークし、ついうっかり規則違反をした瞬間に現行犯で捕まえるわけです。一旦、捕まえれば、例によって密室の取り調べで精神的に追いつめ、ありもしない罪をでっちあげるのが手口です。違反を待っているヒマがない時は、違反そのものをでっち上げます。私服婦人警官が痴漢事件をでっちあげて言論封鎖しようとした植草事件、脱税事件をでっちあげ、検察裏金作りの告発をしようとした三井さんを口封じ逮捕した事件、こういう無法で身勝手な権力側の暴力がまかり通る国、それが日本という国です。 日本は民主主義の国ではありませんし、日本は独立国でさえありません。戦後の政府はGHQがつくったものであり、国家権力は国民を守るためではなく、国民を搾取するために作られたものでした。そして、マスコミ、学校教育を通じた国民洗脳システムが戦後半世紀以上も非常によく機能したために、経済成長が止まって国民がなにかおかしいぞと思い出した数年前まで、われわれの多くは、日本は植民地になったことがない独立国で文化的な民主主義の国だと言うウソを信じてきました。
幸い、国民の多くは既にカラクリに気がついているようです。例えば、先のマスコミによる世論調査だと小沢氏の代表選出馬に国民の7割強が反対しているというデータを出していましたが、インターネットでの調査だと、スポニチの調査では8割が賛成、読売のサイトでも76%が賛成、というマスコミのいう「世論」とは、全く逆の結果になっています。インターネットでの投票だと、電話による調査と異なり、意見誘導できないし、回答相手を選べないからでしょう。マスコミが誘導世論調査でカンさん支持が圧倒的というウソの結論を無理やり導き出して、大々的に反小沢ネガティブキャンペーンをはるのは、官房機密費の毒まんじゅうを喰っているからだけではなく、電波利権という己の利益にもかかわっているからだそうです。なりふり構わない反小沢キャンペーン、やればやるほど、国民は冷ややかな眼で見るようになっているのではないでしょうか。
それで、またまたこの話で悪いですが、今後の民主党がどうなるかですが、優柔不断で保身第一のカンさん、さすがに代表選で小沢氏に勝てるわけがないことはわかっているでしょう。この場は正々堂々と代表選を戦って負けてもらって心から反省して欲しいと思います。鳩山氏も小沢氏も本当は首相はカンさんのまま挙党態勢でやっていきたかったはずです。しかし人を見る眼がなかった。カンさんがここまで無能で自己本位な小市民だとは思っていなかったのでしょう。鳩山氏の仲裁の条件というのは、参院選惨敗を理由に官房長官と幹事長を更迭し、昨年の総選挙で小沢氏が掲げた国民第一の政策が実行できる体制にするという条件をカンさんが飲めば、無投票で代表継続、という話だったようです。当然ながら官房長官と幹事長は反対、ここは一か八か、カンさんの勝利に賭けるしかない、そう思ったのでしょう。官房機密費の数億の支出はその工作に使われた可能性が高いと思います。カンさんは自分が首相でいること(だけ)が本人の至上命題なわけですけど、鳩山氏の仲裁条件では、結局は自分は小沢氏に担がれた傀儡にしか過ぎなくなるし、それに、幹事長、官房長官を切った後の彼らの恨みも恐ろしい、と保身第一の優柔不断が判断を誤らせたのでしょう。これを聞いて鳩山氏も、カンさんの腰抜けぶりに匙を投げたということだと思います。カンさん、代表選が終わったらノーサイドで挙党体制で努力する、とか言ったり、鳩山氏とまた会談を申し入れたそうですが、命乞いですか、見苦しいです。仮に、仙谷氏、枝野氏を更迭したところで、参院選惨敗と総理としての無能ぶりをさらけ出したカンさん、小沢氏は見限っているでしょう。
しかし、小沢氏が代表選出馬をとりやめる可能性はまだあると思います。カンさんと現執行部の全面的無条件降伏で、小沢氏の幹事長ポスト、そして官房長官を小沢あるいは鳩山派という人事という条件を飲めば、カンさんだけは首相に据え置くという可能性は高いです。一度は知った与党の味、首相や官房長官になった人間がおいそれと忘れることはできません。彼らは離党する根性もないでしょう、あきらめて、この条件を飲むかもしれません。政治は数ですから、小沢氏も相手が条件さえ飲めば許すでしょうが、許してもらっても根性が直らないのが小人が小人たる所以で、ダメなものはダメです。仏の顔も三度といいます。小沢氏は許しても国民は許しません。
小沢氏を排除できて、カンさんが代表に残った所で、いずれにせよ、衆参ねじれで、(野党と大連立でもしないかぎり)遠からず内閣は解散、選挙に追い込まれます。あと数ヶ月の命です。「3年間解散はしない」と本人は言ったそうですが、いくら解散したくなくてもせざるを得なくなります。その時に小沢氏は対米自立をキーワードに政界再編を考えているでしょう。
今後のシナリオ1は、代表選を経て小沢総理が誕生、仙谷氏、枝野氏は更迭。その後、衆参ねじれを乗り切るために、やむなく公明党との連立で参院過半数確保を試みる、これが成立しなければ、解散総選挙となって政界再編成へ進む。
シナリオ2は、小沢氏が幹事長ポストと官房長官のポストを握ることを条件に出馬をとりやめ、カン内閣延命。その後の連立模索は同じ。
シナリオ3は、代表選でカンさんが勝つ場合。この可能性は限りなくゼロに近いですが、かつて予想に反して大平氏に負けた福田赳夫氏が「天の声にもたまには変な声がある」と言ったという故事もあることですし、勝負は蓋を開けてみないと分からないので、一応。
シナリオ3、カンさん自爆テロ。自分が首相継続の可能性が話が消えた時に解散権を行使して総選挙。これはありえないと思いますが、カンさんのトンチンカンぶりをみていると、窮鼠猫を噛むで、小市民が追いつめられると何をするかわからない、限りになくゼロに近いが可能性としてあげておきます。
私はこの制限速度の設定一つを取り上げても、ここに管理者・行政の怠慢を見る。道路は利用者のためのものである。利用者が安全にかつストレスを感じることなく快適に車を走らせることの出来る速度設定を元来は設定すべきである。
私も十年前はそう思っていました。道路は利用者のためのものだと思っていました。交通規則は交通が安全かつスムーズに行われるためのルールだと思っていました。しかし、外国で車を運転したことのある人なら、日本の道路はなぜこんなにも走りにくいのか、と思わない人はいないでしょう。私は単純に道路の幅が狭く、道路を利用する人が多いからだろう、と思っていました。しかし道路だけではありません。日本の都会は住みづらいと思います。数多くの規制があります。その理由を私はやはり人口密度が高いのでトラブルを防ぐためであると思っておりました。
しかし、本当の所はどうもそうではなさそうです。高速道路の非現実的な規制やその他もろもろの細かい交通規則は、交通安全のためでも利用者のためでもどうもないらしいと私は思うようになりました。
警察が年末に収支を合わせるために、ネズミ取りをやったり、駐車違反の取り締まりを厳しくしたりするのは知っていましたし、私もまったく理不尽のレッカー移動にあって、警官に文句を言ったら、「規則ですのでお願いします」と罰金の支払いをお願いされてしまったこともあります。こういうのは、国庫(かどこか知りませんけど)の金庫が寂しくなったときに、手っ取り早く国民から金を巻き上げるためにやっていることで、交通安全とは関係ありません。取り締まる方も多分罪悪感を感じるのでしょう、罰金支払いよろしくお願いしますという年末助け合い運動みたいな口調になるのです。
それはともかく、交通規則やその他の細々とした規則、ついうっかりと違反してしまうようなものが多くありますが、どうもそれは、ワザとそう不条理な規則や環境にしているのだそうです。年末の警察の取り締まりと同じように国民がついうっかりと違反するようなところに張っていて、必要に応じて権力側に都合の悪い人間を捕まえたりできるように、つまり官が民をコントロールする手段として使うために、わざわざ、違反を誘導するような交通規則であったり、道路環境にしているのだそうです。
じゃまな人間がいると、その人間をマークし、ついうっかり規則違反をした瞬間に現行犯で捕まえるわけです。一旦、捕まえれば、例によって密室の取り調べで精神的に追いつめ、ありもしない罪をでっちあげるのが手口です。違反を待っているヒマがない時は、違反そのものをでっち上げます。私服婦人警官が痴漢事件をでっちあげて言論封鎖しようとした植草事件、脱税事件をでっちあげ、検察裏金作りの告発をしようとした三井さんを口封じ逮捕した事件、こういう無法で身勝手な権力側の暴力がまかり通る国、それが日本という国です。 日本は民主主義の国ではありませんし、日本は独立国でさえありません。戦後の政府はGHQがつくったものであり、国家権力は国民を守るためではなく、国民を搾取するために作られたものでした。そして、マスコミ、学校教育を通じた国民洗脳システムが戦後半世紀以上も非常によく機能したために、経済成長が止まって国民がなにかおかしいぞと思い出した数年前まで、われわれの多くは、日本は植民地になったことがない独立国で文化的な民主主義の国だと言うウソを信じてきました。
幸い、国民の多くは既にカラクリに気がついているようです。例えば、先のマスコミによる世論調査だと小沢氏の代表選出馬に国民の7割強が反対しているというデータを出していましたが、インターネットでの調査だと、スポニチの調査では8割が賛成、読売のサイトでも76%が賛成、というマスコミのいう「世論」とは、全く逆の結果になっています。インターネットでの投票だと、電話による調査と異なり、意見誘導できないし、回答相手を選べないからでしょう。マスコミが誘導世論調査でカンさん支持が圧倒的というウソの結論を無理やり導き出して、大々的に反小沢ネガティブキャンペーンをはるのは、官房機密費の毒まんじゅうを喰っているからだけではなく、電波利権という己の利益にもかかわっているからだそうです。なりふり構わない反小沢キャンペーン、やればやるほど、国民は冷ややかな眼で見るようになっているのではないでしょうか。
それで、またまたこの話で悪いですが、今後の民主党がどうなるかですが、優柔不断で保身第一のカンさん、さすがに代表選で小沢氏に勝てるわけがないことはわかっているでしょう。この場は正々堂々と代表選を戦って負けてもらって心から反省して欲しいと思います。鳩山氏も小沢氏も本当は首相はカンさんのまま挙党態勢でやっていきたかったはずです。しかし人を見る眼がなかった。カンさんがここまで無能で自己本位な小市民だとは思っていなかったのでしょう。鳩山氏の仲裁の条件というのは、参院選惨敗を理由に官房長官と幹事長を更迭し、昨年の総選挙で小沢氏が掲げた国民第一の政策が実行できる体制にするという条件をカンさんが飲めば、無投票で代表継続、という話だったようです。当然ながら官房長官と幹事長は反対、ここは一か八か、カンさんの勝利に賭けるしかない、そう思ったのでしょう。官房機密費の数億の支出はその工作に使われた可能性が高いと思います。カンさんは自分が首相でいること(だけ)が本人の至上命題なわけですけど、鳩山氏の仲裁条件では、結局は自分は小沢氏に担がれた傀儡にしか過ぎなくなるし、それに、幹事長、官房長官を切った後の彼らの恨みも恐ろしい、と保身第一の優柔不断が判断を誤らせたのでしょう。これを聞いて鳩山氏も、カンさんの腰抜けぶりに匙を投げたということだと思います。カンさん、代表選が終わったらノーサイドで挙党体制で努力する、とか言ったり、鳩山氏とまた会談を申し入れたそうですが、命乞いですか、見苦しいです。仮に、仙谷氏、枝野氏を更迭したところで、参院選惨敗と総理としての無能ぶりをさらけ出したカンさん、小沢氏は見限っているでしょう。
しかし、小沢氏が代表選出馬をとりやめる可能性はまだあると思います。カンさんと現執行部の全面的無条件降伏で、小沢氏の幹事長ポスト、そして官房長官を小沢あるいは鳩山派という人事という条件を飲めば、カンさんだけは首相に据え置くという可能性は高いです。一度は知った与党の味、首相や官房長官になった人間がおいそれと忘れることはできません。彼らは離党する根性もないでしょう、あきらめて、この条件を飲むかもしれません。政治は数ですから、小沢氏も相手が条件さえ飲めば許すでしょうが、許してもらっても根性が直らないのが小人が小人たる所以で、ダメなものはダメです。仏の顔も三度といいます。小沢氏は許しても国民は許しません。
小沢氏を排除できて、カンさんが代表に残った所で、いずれにせよ、衆参ねじれで、(野党と大連立でもしないかぎり)遠からず内閣は解散、選挙に追い込まれます。あと数ヶ月の命です。「3年間解散はしない」と本人は言ったそうですが、いくら解散したくなくてもせざるを得なくなります。その時に小沢氏は対米自立をキーワードに政界再編を考えているでしょう。
今後のシナリオ1は、代表選を経て小沢総理が誕生、仙谷氏、枝野氏は更迭。その後、衆参ねじれを乗り切るために、やむなく公明党との連立で参院過半数確保を試みる、これが成立しなければ、解散総選挙となって政界再編成へ進む。
シナリオ2は、小沢氏が幹事長ポストと官房長官のポストを握ることを条件に出馬をとりやめ、カン内閣延命。その後の連立模索は同じ。
シナリオ3は、代表選でカンさんが勝つ場合。この可能性は限りなくゼロに近いですが、かつて予想に反して大平氏に負けた福田赳夫氏が「天の声にもたまには変な声がある」と言ったという故事もあることですし、勝負は蓋を開けてみないと分からないので、一応。
シナリオ3、カンさん自爆テロ。自分が首相継続の可能性が話が消えた時に解散権を行使して総選挙。これはありえないと思いますが、カンさんのトンチンカンぶりをみていると、窮鼠猫を噛むで、小市民が追いつめられると何をするかわからない、限りになくゼロに近いが可能性としてあげておきます。