ここ、しばらく何かとやることが多くて世間のことに気が回らず、書きたいことがありません。
オバマとクリントンがツーショットでTV番組のインタビューに出ているのを見ました。クリントンも国務長官の激務で燃え尽きたようで、2004年の大統領候補だったジョン ケリーに代わります。クリントンさんも随分老けて、太りました。オバマもすっかり白髪頭で確実に時間は経っていっていいるのを実感します。
ジョン ケリーを見て、大統領選での相棒だったジョン エドワーズを思い出しました。大きく立身出世して大統領選に二度も出たのに、不倫と隠し子がばれた上に選挙資金を不正流用した疑いまでかけられ、すっかり落ち目になってしまいました。ちょっとした出来心がその後の人生を大きく変えてしまうのですね。
そういえば、ちょっと前、ランスアームストロングがオプラの番組で、禁止薬物を使ったと認めたというニュースが話題になりました。それを受けて、オーストラリアの図書館では、アームストロング関係の本を、フィクションのコーナーに移したという話を聞きました。笑い話のようですけど、いくら本人の自業自得とはいえ、本人の気持ちを想像すると悲しいものがあります。研究でも、研究不正がバレて転落していった有名研究者が何人もいます。彼らの論文は、通常撤回されて、なかったことになりますが、著書の場合はどうなるのでしょう。やはり、サイエンス フィクションのコーナーに移動されるのでしょうか。
正直であることは最上のポリシーであるといいますが、バレたら罰があるからという以上に、正直であることは自分自身の幸福のために大切だと思います。仮に絶対バレないような不正直であったとしても、自分自身はそれがウソであることを知っているのですから。不正直であるとは自分自信に対しても不正直ということでしょう。そうやって得たツールドフランスの輝く大記録を自分で誇らしく思えるのでしょうか。そう思うと悲しい話です。自分のキャリアや人生を棒に振るとはこういうことでしょう。ただ、アームストロングの身近な人の話だと、アームストロングが「ずるをする人間(Cheater)」という言葉を辞書で調べていた、と言っています。違法薬物を使用したということが「ずる」に当たっていたという認識が本人に乏しかった可能性もありますね。10キロオーバーでみんなが走っている高速道路を自分も10キロオーバーで走っただけだぐらいに思っていたのかもしれません。ある地域の外国の人々で、平気でウソをついて他人を騙す人がいます。彼らは自分の身を守り自分の利益のためにつくウソは、ウソではなく、単なる方便であり、悪い事ではない、と信じているのだそうです。法律を守るか守らないかはどちらが利益になるかによって決まるようです。たしかに、法律も規則も人間が恣意的に決めたもので絶対ではありません。しかし、正直であるとは自分自身に対して正直であるということではないでしょうか。もっとも他人を騙してでも自分の利益を増大させることが自分にとって正直だと信じているのならどうしようもありませんが。
オバマとクリントンがツーショットでTV番組のインタビューに出ているのを見ました。クリントンも国務長官の激務で燃え尽きたようで、2004年の大統領候補だったジョン ケリーに代わります。クリントンさんも随分老けて、太りました。オバマもすっかり白髪頭で確実に時間は経っていっていいるのを実感します。
ジョン ケリーを見て、大統領選での相棒だったジョン エドワーズを思い出しました。大きく立身出世して大統領選に二度も出たのに、不倫と隠し子がばれた上に選挙資金を不正流用した疑いまでかけられ、すっかり落ち目になってしまいました。ちょっとした出来心がその後の人生を大きく変えてしまうのですね。
そういえば、ちょっと前、ランスアームストロングがオプラの番組で、禁止薬物を使ったと認めたというニュースが話題になりました。それを受けて、オーストラリアの図書館では、アームストロング関係の本を、フィクションのコーナーに移したという話を聞きました。笑い話のようですけど、いくら本人の自業自得とはいえ、本人の気持ちを想像すると悲しいものがあります。研究でも、研究不正がバレて転落していった有名研究者が何人もいます。彼らの論文は、通常撤回されて、なかったことになりますが、著書の場合はどうなるのでしょう。やはり、サイエンス フィクションのコーナーに移動されるのでしょうか。
正直であることは最上のポリシーであるといいますが、バレたら罰があるからという以上に、正直であることは自分自身の幸福のために大切だと思います。仮に絶対バレないような不正直であったとしても、自分自身はそれがウソであることを知っているのですから。不正直であるとは自分自信に対しても不正直ということでしょう。そうやって得たツールドフランスの輝く大記録を自分で誇らしく思えるのでしょうか。そう思うと悲しい話です。自分のキャリアや人生を棒に振るとはこういうことでしょう。ただ、アームストロングの身近な人の話だと、アームストロングが「ずるをする人間(Cheater)」という言葉を辞書で調べていた、と言っています。違法薬物を使用したということが「ずる」に当たっていたという認識が本人に乏しかった可能性もありますね。10キロオーバーでみんなが走っている高速道路を自分も10キロオーバーで走っただけだぐらいに思っていたのかもしれません。ある地域の外国の人々で、平気でウソをついて他人を騙す人がいます。彼らは自分の身を守り自分の利益のためにつくウソは、ウソではなく、単なる方便であり、悪い事ではない、と信じているのだそうです。法律を守るか守らないかはどちらが利益になるかによって決まるようです。たしかに、法律も規則も人間が恣意的に決めたもので絶対ではありません。しかし、正直であるとは自分自身に対して正直であるということではないでしょうか。もっとも他人を騙してでも自分の利益を増大させることが自分にとって正直だと信じているのならどうしようもありませんが。