前回、民主主義を支持するという話をしたところですけど、小沢氏の政治資金規正法違反事件について、検察審査会が起訴相当という結論を出したと言う話を聞いて、民主主義をこのように悪用されるようでは、この国ではまだまだ民主主義国家となるための土台ができていないのだなあ、と思わされました。
この中世の魔女狩りまがいの馬鹿げた騒ぎは、既にネットでは抗議の声が乱れ飛んでいますし、私も憤怒の炎が納まりません。それにつけても、何より駆除しないといけない害虫はマスコミです。新聞購読をしている人には是非とも直ちに購読中止を勧めたいです。テレビ局には苦情の電話をかけましょう。マスコミは敵の本体ではないですが、マスコミに全く自浄作用も反省するという言葉もない以上、バカとハサミの例えそのまま、いいように使われているバカなマスコミは社会の危険物です。 国民自らの身を守るためには、この際、マスコミには一旦、潰れてもらうしかないと思います。本当にどうしてそこまでバカなのか。昔は新聞の社説や天声人語を読みましょう、と小学校では推奨されたものでした。いまや、社説は小学生の感想文未満、天声人語は意味不明の文章の見本と言われ、社会の木鐸たる公器であったマスメディアは、社会に害をまき散らす公害となりました。
この検察審査会というのは、クジ引きで選んだ一般人、11人が、検察側からの一方的な資料のみによって、検察の下した判断(不起訴)が妥当であるかどうかを審査するという会だそうです。今回は、ナゾの市民グループ(実態はある右翼団体らしいです)が、検察の不起訴という方針を不服とした告発によって開かれたもののようです。しかも検察側は、三月の小沢氏不起訴の決定の前から、この告発が起こって検察審査会で起訴相当の結論が出るという筋書きを用意していたようで、それをネタに石川議員を脅かしてたという情報が、Twitterを通じて流れています。この件に関して、「反戦な家づくり」の記事(http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-862.html)の一読をおすすめしたいと思います。
検察審査会については、仮に本当にクジで決めた一般人であったとしても、マスコミのネガティブキャンペーンで洗脳状態にある可能性がある上に、その政治スタンスも不明のたかだか11人という少人数で、しかも検察側からだけのほぼ一方的な情報によって、不起訴が正当かどうか判断させるという制度のようで、これが一体何の意味があるのか、と思います。この審査会のメンバーを経験した人も、検察の調書や情報は誘導的なもので、不起訴や起訴の妥当性を素人が客観的に判断できるわけがない、というような意見を述べています。今回の審査会のメンバーを知りませんけど、仮に、検察の息もかかっておらず、政治スタンスも中立の人々であったと仮定しても、今回の判断を聞く限り、この素人衆が、今回の事件は政治資金規正法違反という罪状であること、即ち、政治資金の出入りの記載を年度をずらして秘書が報告したという(皆がやっている)ことに対して小沢氏の有罪性を問うているということであり、脱税でも不法献金でもない(その線で別件強制捜査を二回も入れたのにその事実はなかった)という、そもそもが検察のでっち上げのメチャクチャな事件であったということを理解しているとは思えません。即ち、これらの人々には事件の本質も検察の恣意的な誘導も公正に理解し判断する能力はないと思わざるをえません。あったら弁護士などという資格は必要ないですね。だからこれは、総数11名の単なる世論調査に過ぎない単なる参考意見であるということを国民は知らされていないといけないと思うのです。であるにもかかわらず、その素人衆11人の誘導された意見をもって、「民意は重い」などとザレ言を言っているバカ丸出しのメディアに私は憤っておるわけです。メディアがなぜバカかというと、こういう行為が自分の首をどんどん絞めているということに無自覚である(あるいは自覚はあっても止められない)からです。病膏肓、救いようがないです。
例えば、病気になったら、普通は、専門的知識を持ちとトレーニングを受けた医師にまず意見を聞くと思います。その医師の意見に納得できない場合は、セカンドオピニオンとして、別のやはり専門家の意見を仰ぐのが普通でしょう。今回のこの制度では、検察という(しかも逆にバイアスがかかった)専門家が、有罪にしようととんでもない捜査をした挙げ句に、なにも有罪に相当するものを見つけられなかったという結果です。即ち、前出のたとえでは医師がありもしない病気をあると言って、徹底的に検査を行った結果、病気は無かったという結論を得たということです。その見立てに不服なら、別の「専門家」(今回の事件では検察の不法捜査に疑義をもつ法律の専門家が中立の立場から捜査を評価する会を組織していましたね)にその結論の妥当性を評価してもらおうとするのが普通の考えではないでしょうか。自分が病気になって、主治医の見立てが不服であったときに、クジ引きで素人衆を10人ほど集めて、その見立てについて意見を聞こうと思うでしょうか?その医学的知識も医学データの解釈法も知らない素人衆に、「一般市民の感覚」で治療法なり診断をつけてもらいたいと思うでしょうか?
小沢氏側はどうもこうなることもある程度想定済みだったような様子で、強制起訴後の裁判もすでに計算に織り込んであるらしく、淡々と会見していたようです。どう考えても裁判では無罪になるでしょうが、検察の目的はあくまで起訴事実を作ることでしょうから、言いがかりでも何でも起訴してしまえば有罪か無罪かは二の次というわけです。それに、角栄の時や、最近の白バイ事件、植草事件、その他、数々の冤罪事件のように、裁判所もグルで、裁判でさえ公平さを期待できない国ですから何がおこるか本当の所はわかりません。
それにしても、仮に一般人とは言ってもマスコミの洗脳キャンペーンで最初からバイアスがかかっていると考えられる少数の素人が、検察側からだけの資料をもとに審査をするという殆ど最初から意味の乏しいシステムを悪利用して、小沢民主党を攻撃してくる売国奴どもとその尻馬に乗って思考停止して自滅への道を突き進むバカメディアどもに、私は怒りが納まりません。まず、その審査会の一般人とは誰か、どういう政治スタンスなのか、本当にランダムに選ばれたのか、その審査とはどのように行われたのか、そのあたりはある程度明らかにされなければ話になりません。一国の将来に関わる問題に、たかだか11人の素人衆の「市民感覚」とかいうフィーリングに基づく判断を加えようとすることを、「民主主義」とは私は呼びません。むしろ密室内の少人数の素人談義で出した結論が政治的に大きな影響力を持つことになるのなら、それは民主主義に反するものであると思います。
どうも、一般国民の多くに、政権交代というものが戦後ずっと占領状態にあった日本におけるどういう歴史的意義があるのかという点の認識が欠けていること、小沢民主党が目指しているものが理解されていないこと、30年前に同じ手口でアメリカに潰された日本独立のチャンスがようやく訪れたのに、それを潰そうと抵抗勢力が全力をかけて、政権交代を無効にしようとしていることに対する危機感に欠けていること、そして、自分の国の将来のことよりも、とにかく権力者や有名人がスキャンダルに巻き込まれて不幸な目にあうのを見る方が面白いという下種な根性が少なからずあるということを考えると、マスコミに誘導された民意にまかせていたのでは、日本はずっとこのままアメリカの属国状態のまま、生かさず殺さず、搾り取られるだけ取られて、一般国民は捨てられることになる、と憂慮に耐えません。
この中世の魔女狩りまがいの馬鹿げた騒ぎは、既にネットでは抗議の声が乱れ飛んでいますし、私も憤怒の炎が納まりません。それにつけても、何より駆除しないといけない害虫はマスコミです。新聞購読をしている人には是非とも直ちに購読中止を勧めたいです。テレビ局には苦情の電話をかけましょう。マスコミは敵の本体ではないですが、マスコミに全く自浄作用も反省するという言葉もない以上、バカとハサミの例えそのまま、いいように使われているバカなマスコミは社会の危険物です。 国民自らの身を守るためには、この際、マスコミには一旦、潰れてもらうしかないと思います。本当にどうしてそこまでバカなのか。昔は新聞の社説や天声人語を読みましょう、と小学校では推奨されたものでした。いまや、社説は小学生の感想文未満、天声人語は意味不明の文章の見本と言われ、社会の木鐸たる公器であったマスメディアは、社会に害をまき散らす公害となりました。
この検察審査会というのは、クジ引きで選んだ一般人、11人が、検察側からの一方的な資料のみによって、検察の下した判断(不起訴)が妥当であるかどうかを審査するという会だそうです。今回は、ナゾの市民グループ(実態はある右翼団体らしいです)が、検察の不起訴という方針を不服とした告発によって開かれたもののようです。しかも検察側は、三月の小沢氏不起訴の決定の前から、この告発が起こって検察審査会で起訴相当の結論が出るという筋書きを用意していたようで、それをネタに石川議員を脅かしてたという情報が、Twitterを通じて流れています。この件に関して、「反戦な家づくり」の記事(http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-862.html)の一読をおすすめしたいと思います。
検察審査会については、仮に本当にクジで決めた一般人であったとしても、マスコミのネガティブキャンペーンで洗脳状態にある可能性がある上に、その政治スタンスも不明のたかだか11人という少人数で、しかも検察側からだけのほぼ一方的な情報によって、不起訴が正当かどうか判断させるという制度のようで、これが一体何の意味があるのか、と思います。この審査会のメンバーを経験した人も、検察の調書や情報は誘導的なもので、不起訴や起訴の妥当性を素人が客観的に判断できるわけがない、というような意見を述べています。今回の審査会のメンバーを知りませんけど、仮に、検察の息もかかっておらず、政治スタンスも中立の人々であったと仮定しても、今回の判断を聞く限り、この素人衆が、今回の事件は政治資金規正法違反という罪状であること、即ち、政治資金の出入りの記載を年度をずらして秘書が報告したという(皆がやっている)ことに対して小沢氏の有罪性を問うているということであり、脱税でも不法献金でもない(その線で別件強制捜査を二回も入れたのにその事実はなかった)という、そもそもが検察のでっち上げのメチャクチャな事件であったということを理解しているとは思えません。即ち、これらの人々には事件の本質も検察の恣意的な誘導も公正に理解し判断する能力はないと思わざるをえません。あったら弁護士などという資格は必要ないですね。だからこれは、総数11名の単なる世論調査に過ぎない単なる参考意見であるということを国民は知らされていないといけないと思うのです。であるにもかかわらず、その素人衆11人の誘導された意見をもって、「民意は重い」などとザレ言を言っているバカ丸出しのメディアに私は憤っておるわけです。メディアがなぜバカかというと、こういう行為が自分の首をどんどん絞めているということに無自覚である(あるいは自覚はあっても止められない)からです。病膏肓、救いようがないです。
例えば、病気になったら、普通は、専門的知識を持ちとトレーニングを受けた医師にまず意見を聞くと思います。その医師の意見に納得できない場合は、セカンドオピニオンとして、別のやはり専門家の意見を仰ぐのが普通でしょう。今回のこの制度では、検察という(しかも逆にバイアスがかかった)専門家が、有罪にしようととんでもない捜査をした挙げ句に、なにも有罪に相当するものを見つけられなかったという結果です。即ち、前出のたとえでは医師がありもしない病気をあると言って、徹底的に検査を行った結果、病気は無かったという結論を得たということです。その見立てに不服なら、別の「専門家」(今回の事件では検察の不法捜査に疑義をもつ法律の専門家が中立の立場から捜査を評価する会を組織していましたね)にその結論の妥当性を評価してもらおうとするのが普通の考えではないでしょうか。自分が病気になって、主治医の見立てが不服であったときに、クジ引きで素人衆を10人ほど集めて、その見立てについて意見を聞こうと思うでしょうか?その医学的知識も医学データの解釈法も知らない素人衆に、「一般市民の感覚」で治療法なり診断をつけてもらいたいと思うでしょうか?
小沢氏側はどうもこうなることもある程度想定済みだったような様子で、強制起訴後の裁判もすでに計算に織り込んであるらしく、淡々と会見していたようです。どう考えても裁判では無罪になるでしょうが、検察の目的はあくまで起訴事実を作ることでしょうから、言いがかりでも何でも起訴してしまえば有罪か無罪かは二の次というわけです。それに、角栄の時や、最近の白バイ事件、植草事件、その他、数々の冤罪事件のように、裁判所もグルで、裁判でさえ公平さを期待できない国ですから何がおこるか本当の所はわかりません。
それにしても、仮に一般人とは言ってもマスコミの洗脳キャンペーンで最初からバイアスがかかっていると考えられる少数の素人が、検察側からだけの資料をもとに審査をするという殆ど最初から意味の乏しいシステムを悪利用して、小沢民主党を攻撃してくる売国奴どもとその尻馬に乗って思考停止して自滅への道を突き進むバカメディアどもに、私は怒りが納まりません。まず、その審査会の一般人とは誰か、どういう政治スタンスなのか、本当にランダムに選ばれたのか、その審査とはどのように行われたのか、そのあたりはある程度明らかにされなければ話になりません。一国の将来に関わる問題に、たかだか11人の素人衆の「市民感覚」とかいうフィーリングに基づく判断を加えようとすることを、「民主主義」とは私は呼びません。むしろ密室内の少人数の素人談義で出した結論が政治的に大きな影響力を持つことになるのなら、それは民主主義に反するものであると思います。
どうも、一般国民の多くに、政権交代というものが戦後ずっと占領状態にあった日本におけるどういう歴史的意義があるのかという点の認識が欠けていること、小沢民主党が目指しているものが理解されていないこと、30年前に同じ手口でアメリカに潰された日本独立のチャンスがようやく訪れたのに、それを潰そうと抵抗勢力が全力をかけて、政権交代を無効にしようとしていることに対する危機感に欠けていること、そして、自分の国の将来のことよりも、とにかく権力者や有名人がスキャンダルに巻き込まれて不幸な目にあうのを見る方が面白いという下種な根性が少なからずあるということを考えると、マスコミに誘導された民意にまかせていたのでは、日本はずっとこのままアメリカの属国状態のまま、生かさず殺さず、搾り取られるだけ取られて、一般国民は捨てられることになる、と憂慮に耐えません。