ちょっと前の首相官邸に小型無人飛行機が落ちて少量の放射性物質が検出されたという事件。
この「犯人」の人、ホンモノでしょうか。大したデモ効果は見込めないやり方にこのような高いおもちゃを使うでしょうか。だいたい、これ本当に犯罪ですか。
もっと不思議なことがその後、起こりました。この事件をマスコミが大々的に報道し始めて、事件の翌日には次のような記事がマスコミに載りました。
首相官邸で小型無人ヘリコプター「ドローン」が見つかったことを受け、政府は22日、行政機関や原子力発電所などの重要施設の上空で、小型無人機の飛行を原則禁止する方針を固めた。
空飛ぶオモチャが落ちてきただけのことで、ミサイルを打ち込まれたわけではありません。にもかかわらず、事件の翌日にいきなり規制の話が出てくるというのは、国民の健康と福祉に関しては異常に対応の遅い政府にしては、余りに動きは早過ぎるのではないでしょうか。しかも、この記事では、妙なことに、上空での飛行禁止をする重要施設の例として「原子力発電所」と書いてあります。
映像を撮影することのできる空飛ぶオモチャが官邸に落ちてきたから、原子力発電所近辺での飛行を禁ずる、普通の人間には理解できない理屈です。
しかし、Youtube にDroneを使って撮影した福島の放射性廃棄物の一時保管所の様子が事件の一週間前ほどに投稿されており、すでに5万回再生されているという話を聞くと納得できます。この映像では、放射能汚染された除染土が詰められた黒いビニール袋が大量に保管所の敷地内に並べられて野ざらしとなっています。
オリンピックまでは「完全にコントロール」されているはずの福島原発事故の実体が映像として拡散されては困るのでしょうな。この映像がYoutubeに流れた直後に、この事件。政府にとっては、渡りに船、しかしタイミングが良過ぎませんかね。この「犯人」ホンモノでしょうか。
かわって、明るい話題。
耳が聞こえず、話せない女性 明石市議選初当選 と言うニュース。
新たなこと、不可能に思えることに挑戦することによって、人間は可能性を拡げてきました。この方の勇気と支持者の人々の前向きさが、新しくより良い社会、行政、そしてヒューマニティーの進化を引き起こしていきます。この方に対応するために議会も、議会運営をサポートする市の行政システムもイヤでも変わらなければなりません。そうして可能性が広がっていきます。
結果はともかく、「挑戦すること」そのものに意義があります。今回、聞こえずしゃべれない方が勇気をもって市議会選に挑んだということが素晴らしいと私は思います。そして、大勢の人が共鳴してこの方を支持したということもそれと同じぐらいに素晴らしいと思います。
この「犯人」の人、ホンモノでしょうか。大したデモ効果は見込めないやり方にこのような高いおもちゃを使うでしょうか。だいたい、これ本当に犯罪ですか。
もっと不思議なことがその後、起こりました。この事件をマスコミが大々的に報道し始めて、事件の翌日には次のような記事がマスコミに載りました。
首相官邸で小型無人ヘリコプター「ドローン」が見つかったことを受け、政府は22日、行政機関や原子力発電所などの重要施設の上空で、小型無人機の飛行を原則禁止する方針を固めた。
空飛ぶオモチャが落ちてきただけのことで、ミサイルを打ち込まれたわけではありません。にもかかわらず、事件の翌日にいきなり規制の話が出てくるというのは、国民の健康と福祉に関しては異常に対応の遅い政府にしては、余りに動きは早過ぎるのではないでしょうか。しかも、この記事では、妙なことに、上空での飛行禁止をする重要施設の例として「原子力発電所」と書いてあります。
映像を撮影することのできる空飛ぶオモチャが官邸に落ちてきたから、原子力発電所近辺での飛行を禁ずる、普通の人間には理解できない理屈です。
しかし、Youtube にDroneを使って撮影した福島の放射性廃棄物の一時保管所の様子が事件の一週間前ほどに投稿されており、すでに5万回再生されているという話を聞くと納得できます。この映像では、放射能汚染された除染土が詰められた黒いビニール袋が大量に保管所の敷地内に並べられて野ざらしとなっています。
オリンピックまでは「完全にコントロール」されているはずの福島原発事故の実体が映像として拡散されては困るのでしょうな。この映像がYoutubeに流れた直後に、この事件。政府にとっては、渡りに船、しかしタイミングが良過ぎませんかね。この「犯人」ホンモノでしょうか。
かわって、明るい話題。
耳が聞こえず、話せない女性 明石市議選初当選 と言うニュース。
二十六日に投開票された兵庫県明石市議選では、生まれつき耳が聞こえず、話せない明石ろうあ協会役員の家根谷敦子(やねたにあつこ)さん(55)が初当選した。家根谷さんは「障害がある人にもない人にも住みやすい町を目指したい」と意気込んだ。「障害のある当事者の声を議員として行政に届けたい」と福祉の充実や公共施設のバリアフリー化推進などを訴えた。
新たなこと、不可能に思えることに挑戦することによって、人間は可能性を拡げてきました。この方の勇気と支持者の人々の前向きさが、新しくより良い社会、行政、そしてヒューマニティーの進化を引き起こしていきます。この方に対応するために議会も、議会運営をサポートする市の行政システムもイヤでも変わらなければなりません。そうして可能性が広がっていきます。
結果はともかく、「挑戦すること」そのものに意義があります。今回、聞こえずしゃべれない方が勇気をもって市議会選に挑んだということが素晴らしいと私は思います。そして、大勢の人が共鳴してこの方を支持したということもそれと同じぐらいに素晴らしいと思います。