青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。写真はおおめ、文章はこいめ、コメントはすくなめ。

早春賦

2016年03月23日 21時34分33秒 | 小田急電鉄

(菜の花に乗って@栢山~富水間)

春は名のみの風の寒さ。開花宣言こそ出たものの桜の蕾はまだまだ寒風に身をすくめているようです。おそらくこの感じだと南関東は4/2の週末が満開になるのではないかと睨んでいるのだが、ここのところ気になるのが天気のサイクル。3~4月ってのは週末ごとに天気が悪くなるサイクルにハマりやすい季節でもあり、そして天気の10日予報なんかを見てるとどうもそのサイクルに入ってるんじゃねーの疑惑がある。去年も出掛けた東栢山の菜の花畑、天気予報とは真逆の北東気流の流れ込みでドメドメの天気、それでも明るい菜の花の上を滑るようにVSEが駆け抜けていくのでありました。
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最後の寝台特急

2016年03月23日 19時00分00秒 | JR

(最後の寝台特急@サンライズ瀬戸・出雲)

北海道新幹線の開業を前に一週間青函トンネルを閉鎖して最終作業を行うとかで、カシオペアと急行はまなすがこの先週末ラストランを迎えました。正直カシオペアは従来型の寝台特急ではなく、急行はまなすについては青森~札幌間と言う正直あまり身近でない場所の列車だったものですからそう思い出と言うほどのものもないですね。唯一大学一年生の時に急行はまなすに乗ったことがあるのだけど、青春18きっぷで祖父母の住んでいた千葉の天王台の駅を早朝に出て、延々と常磐線と東北本線を乗り継いで行ったのよね。22時ごろに青森に到着し、急行はまなすの自由席に転がり込んで一路北海道を目指すも、真夜中の函館で大雨のために抑止されたあげく朝7時に運転が打ち切られたという苦い思い出がある(笑)。思えば、あの時いわきの駅でうにめし弁当を買って、455系のボックスシートに座ってのんびりと駅弁を広げていた辺りは原発事故によって未だ鉄路が寸断されたままだ。時代は流れる。

とりあえず今回のダイヤ改正で客車型の寝台特急・急行は完全に駆逐され、車体が新しいのと、稼働率が高いのとでしばらくは安泰そうな電車型のサンライズ瀬戸・出雲のみとなりました。この285系がもうちょっと量産されていれば夜行列車の体系も違ってたかもしれないね。なくなる前にとっとと子供と乗りに行きたいものです。
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