(友の帰りを待ちわびて@新金谷車両区)
最終のSLかわね路号を、一足お先にクラへ入ったトーマスとジェームスが迎える構図。「ただいま」と「おかえり」の交錯です。新金谷の車両区では、この時期SL乗車後も16時まで新金谷車両区の見学が可能(500円)となっていて、遅い時間まで親子連れで賑わっておりました。我々親子も入ろうと思ったんだけど、時間切れで残念。
客車を推進で側線に戻して上がって来たC11190が、明日に備えて転車台で方向転換。たくさんのギャラリーの前で最後の見せ場です。ちなみに新金谷の転車台、回転する時のBGMがロシア民謡の「カチューシャ」なので、何だか妙にテトリスをやりたくなる(笑)。
車両区の脇から伸びる大代側線に放り込まれている14系客車。スハフ14502、スハフ14557、オハ14511、オハ14535の4両は、青森~札幌を結んだ「急行はまなす」の残党。オフィシャルでは平成29年の稼働とか言ってるけど、とりあえず時間とお金の都合が付けば再整備して実戦投入の運びとなるはずです。西武から持って来たE31電気機関車の3両も、持って来たはいいけどずーっと千頭に放置されてて、使うの諦めたのかなと思ってたけどこないだ整備上げて試運転まで持ってったみたいだから大したもの。パッと見が国鉄電機っぽいE31を国鉄の直流電機塗装にして14系牽かせんじゃないのとか無根拠な期待をしてしまう。
昼間のダイヤの減便ぶりを見れば経営状況の厳しさは一目瞭然、それでも期待をかけるのは、鉄道の遺産を紡ぐことで生きて来たのが大井川鐡道である事に間違いはないからですよね。駅前のロコプラザでささやかながらお土産を買わせていただいて、こちらも帰るとしましょう。
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