青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

九月の富山は収穫祭。

2021年09月22日 17時00分00秒 | 富山地方鉄道

(豊穣の大地よ@上滝線・大庄~月岡間)

前日に、本州を串刺しにするように横断して行った台風14号。台風が抜けてから一気に秋の空気が来たかと思いきや、意外にも山の方は空気が湿ってて雲が厚め。霧雨と濃霧の安房峠を抜けて辿り着いた今年三回目の富山は、まごうかたなき実りの秋を迎えていました。まっことこの秋ずーっと天気悪かったからさ、こんなお天気を待ってた。そうなると、まずは富山平野の穀倉地帯をとりあえずシンプルに撮っておきたいところ。どこで陣を張るか。黒部耕土か常願寺沃野か、はたまた加積郷か・・・と適当に悩んで常願寺耕土。上滝線の月岡周辺。定番っちゃ定番だけど、今年もいいコメ獲れてます!と言う感じの一枚を。初手から正調60形の登場で気分も上がります。コメとダイコン。味噌汁か、タクアンか、はたまた風呂吹きか。いずれにしろ日本人ならではの盤石の取り合わせ。

すぐそこの月岡で交換した岩峅寺行きはカボチャの68。こちらもちょっと濃いめに煮付けて新米と合わせてあげようか。広角レンズでバリバリに煽って撮影したので収差が凄い。ちなみに私はカボチャのうっぷすっぷと胸焼けするようなパサパサした感じが苦手なので、ねっとりしたのが好き。カボチャって煮付けるくらいしかオカズにゃならんけど、一番コメに合うのは天ぷらですかね。野菜ばっかのやっすい天丼でも、中に甘さのあるカボチャが入ってると嬉しい。丼ツユにびったびたにしてコメに乗せるくらいがちょうどいい。まあそんなこんなで全く関係ない話をしてしまったが、九月の富山は天気に恵まれ、朝から素敵な60形の大収穫祭となりました。


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