面白いお店がオープンした。県庁の東側(国立博物館の手前)、釜飯「志津香」駐車場の西隣で、市内循環バス通り沿い、という観光客にも便利なロケーションである。
4月1日に開店した「ムッシュ・ペペ」(Monsieur Pepe)というそのお店は、日本家屋を改築したフレンチカフェだ。店先の大きなフランス国旗が目印になっている。店の前にオープンカフェ、奥にはサンルームがあり、このスペースには欧米人客が多い。
シェフの女性は、フランスの伝統ある料理学校「ル・コルドン・ブルー」の神戸校で、田舎料理や家庭料理を学んだという。室内には南仏プロヴァンス直送の手作り工芸品などが所せましと並ぶ。壁には、フランスワインやシードル(リンゴの発泡酒)のボトルがずらり。木質感覚あふれる店内に座っていると、まるで山小屋にいる気分だ。
食事は、週替わりの「ご馳走スープのランチ」(デザートと飲物付 平日1580円、土日祝1880円)。アップルパイとスイートポテトのセット、ブルーべーリーのワッフルセット(各千円)などもある。
写真はこの週のランチ。メインは「スペアリブとトマトの煮込み」。丼ほどの器にたっぷり入っている。プレートにあるのが、「鴨のムース」と「アボカドとワタリガニのムース」のカナッペ。そこに野菜サラダとバターピラフが付く。パンはおかわり自由だ。野趣に富むフランスの田舎料理で、私にはとても新鮮だった。
煮込みにはスペアリブがたっぷり入り、野菜味たっぷりのトマトスープと絶妙にからむ。カナッペも美味しい。さほど量があるように思えないのだが、これだけでお腹が一杯になり、パンのお代わりはできなかった。食後のコーヒーも、飲んだことのない素朴な味だ。ブルーベリーの味が凝縮したシャーベットは酸味も適度で、もう少し食べたかった。
奈良テレビ放送の番組で取り上げられたとかで、徐々に来店客も増えている。南フランス風のカフェが、奈良公園の一角にあって違和感なく溶け込んでいるから不思議だ。ぜひ、お天気の良い日に訪ねていただきたい。
営業時間は11:00~18:00で、ランチは12:00~。月曜定休(振替休日の場合は火曜日休)。夜(3500円~)は5名以上で2日前までに要予約。
℡0742-26-7709(奈良市登大路町58-1)
4月1日に開店した「ムッシュ・ペペ」(Monsieur Pepe)というそのお店は、日本家屋を改築したフレンチカフェだ。店先の大きなフランス国旗が目印になっている。店の前にオープンカフェ、奥にはサンルームがあり、このスペースには欧米人客が多い。
シェフの女性は、フランスの伝統ある料理学校「ル・コルドン・ブルー」の神戸校で、田舎料理や家庭料理を学んだという。室内には南仏プロヴァンス直送の手作り工芸品などが所せましと並ぶ。壁には、フランスワインやシードル(リンゴの発泡酒)のボトルがずらり。木質感覚あふれる店内に座っていると、まるで山小屋にいる気分だ。
食事は、週替わりの「ご馳走スープのランチ」(デザートと飲物付 平日1580円、土日祝1880円)。アップルパイとスイートポテトのセット、ブルーべーリーのワッフルセット(各千円)などもある。
写真はこの週のランチ。メインは「スペアリブとトマトの煮込み」。丼ほどの器にたっぷり入っている。プレートにあるのが、「鴨のムース」と「アボカドとワタリガニのムース」のカナッペ。そこに野菜サラダとバターピラフが付く。パンはおかわり自由だ。野趣に富むフランスの田舎料理で、私にはとても新鮮だった。
煮込みにはスペアリブがたっぷり入り、野菜味たっぷりのトマトスープと絶妙にからむ。カナッペも美味しい。さほど量があるように思えないのだが、これだけでお腹が一杯になり、パンのお代わりはできなかった。食後のコーヒーも、飲んだことのない素朴な味だ。ブルーベリーの味が凝縮したシャーベットは酸味も適度で、もう少し食べたかった。
奈良テレビ放送の番組で取り上げられたとかで、徐々に来店客も増えている。南フランス風のカフェが、奈良公園の一角にあって違和感なく溶け込んでいるから不思議だ。ぜひ、お天気の良い日に訪ねていただきたい。
営業時間は11:00~18:00で、ランチは12:00~。月曜定休(振替休日の場合は火曜日休)。夜(3500円~)は5名以上で2日前までに要予約。
℡0742-26-7709(奈良市登大路町58-1)