いちど見てみたいと思っていた「益田岩船(ますだのいわふね)」を訪ねた(9/1 橿原市白橿町)。
近鉄橿原神宮駅西口から西へ延びる道を、益田大橋のところで南に折れ、白橿南小学校の手前(案内標識あり)から石船山(いわふねやま)に入る。険しい道を5分ほど登ると、頂上の少し下のところで、この巨石が目に飛び込んでくる。
http://www.kintetsu.co.jp/spot/spot_info/spot0001027.html
想像していたより、よほど大きい。東西約11m、南北約8m、高さは約5mもある。同じ巨石遺構でも、石舞台のように駐車場の横にあるのと違い、分かりにくい場所を探し当て、険しい山道を登って竹藪の中でご対面すると、有り難みも増すというものだ。
何のためにこんな遺構が作られたのかは、分かっていないそうだ。益田池の眺めを賞賛した空海の石碑を据えた台座だとする説、天文台とする説、終末期古墳の石槨だとする説などがある。
現地の案内板(橿原市教育委員会)には、溝や穴が高麗尺(こまじゃく)で計られ、花崗岩の加工技術が終末期古墳と共通することから、7世紀代の特色を持っていると記されていた。
松本清張は、拝火教(ゾロアスター教)の「水の石」(水の女神の祭壇)だと推理した。飛鳥に運ぶつもりが急に不要となり、現在地に残されたのだろう、と。確かに場所が中途半端だ。山頂でなく、やや下ったところにぽつんと置いてあるのだから。
「goo地図」を検索していると、「奈良県特殊地形一覧」というサイトが見つかった。益田岩船のほか、屯鶴峰(どんづるぼう)や屏風岩など、7つの不思議スポットが出ている。以前に訪ねたところもあるが、機会を見て再訪し、写真とともにご紹介したい。
http://map.goo.ne.jp/kanko/26/29/
近鉄橿原神宮駅西口から西へ延びる道を、益田大橋のところで南に折れ、白橿南小学校の手前(案内標識あり)から石船山(いわふねやま)に入る。険しい道を5分ほど登ると、頂上の少し下のところで、この巨石が目に飛び込んでくる。
http://www.kintetsu.co.jp/spot/spot_info/spot0001027.html
想像していたより、よほど大きい。東西約11m、南北約8m、高さは約5mもある。同じ巨石遺構でも、石舞台のように駐車場の横にあるのと違い、分かりにくい場所を探し当て、険しい山道を登って竹藪の中でご対面すると、有り難みも増すというものだ。
何のためにこんな遺構が作られたのかは、分かっていないそうだ。益田池の眺めを賞賛した空海の石碑を据えた台座だとする説、天文台とする説、終末期古墳の石槨だとする説などがある。
現地の案内板(橿原市教育委員会)には、溝や穴が高麗尺(こまじゃく)で計られ、花崗岩の加工技術が終末期古墳と共通することから、7世紀代の特色を持っていると記されていた。
松本清張は、拝火教(ゾロアスター教)の「水の石」(水の女神の祭壇)だと推理した。飛鳥に運ぶつもりが急に不要となり、現在地に残されたのだろう、と。確かに場所が中途半端だ。山頂でなく、やや下ったところにぽつんと置いてあるのだから。
「goo地図」を検索していると、「奈良県特殊地形一覧」というサイトが見つかった。益田岩船のほか、屯鶴峰(どんづるぼう)や屏風岩など、7つの不思議スポットが出ている。以前に訪ねたところもあるが、機会を見て再訪し、写真とともにご紹介したい。
http://map.goo.ne.jp/kanko/26/29/