tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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2011 美味しかった食材ベスト5

2011年12月29日 | グルメガイド
いよいよ年も押し詰まってきたので、「年末回顧」である。今年(2011年)食べた「食材」のうち、美味しかったものをリストアップしておく。「料理」ではなくなぜ「食材」にしたかというと、あまりにもたくさんの美味しい料理をいただいたので、とても簡単にはリストアップできないからである。では、以下にベスト5を挙げておく。

1位 野迫川村のアマゴ
2位 山口牛(ステーキ関)
3位 イカの刺身(山口水産)
4位 ヤマトポーク(ぽくぽく)
5位 山芋のとろろ(宇陀市)
次点 吐田米(はんだまい・吐田郷米=御所市)

「野迫川村のアマゴ」(トップ画像)は、村営の「ホテルのせ川」の夕食のとき、塩焼でいただいた。養殖ではあるが、川の水を引き、天然と同じ条件で育てられている。「さっきまで水槽で泳いでいました」という渓流の女王・アマゴを焼きたてでいただいたもので、ホクホクの身はほんのり甘く、「濃厚を秘めた淡泊」とでもいうべき味わいであった。



「山口牛」は、ミシュランで星を獲得されたステーキ関(せき)でいただいた。ご主人は相当の目利きのようで、この日はとびきり極上の山口牛が入荷していた。目の前の鉄板で調理された肉(ロースおよびフィレ)は、とろけるような美味しさで、これはぜひ「レア」でいただくことをお薦めする。



「イカの刺身」は、旬(8月)の剣先イカとスルメイカの刺身を、山口水産(奈良市もちいどのセンター街)でいただいた。よくテレビで呼子町(佐賀県)の「イカの踊り食い」をやっていて、「あれを食べたいな、しかし交通費がバカにならないなぁ」と思っていたが、奈良でこんなに新鮮なイカの刺身が味わえるとは、驚きであった。山口水産では、ハモ、岩牡蠣、フグ、カニ、トロなど美味しい魚介をいただいたが、私の好物がイカなので、今回はこれを挙げさせていただいた。



「ヤマトポーク」は、県内では結構出回るようになったが、これまでいただいたなかでは、奈良町のぽくぽくのヤマトポークが最も美味しかった。トンカツも良いが、トンテキにすると、よりストレートに美味しさが実感できる。次回はぜひ、このお店のヤマトポークのカツカレーにチャレンジしようと思っている。



「山芋のとろろ」は、室生寺門前の橋本屋でいただいた。擦ったとろろをそのままいただいたり、とろろ汁にしたり、天ぷらにしたものをいただいた。大和芋(山芋の一種で大和の伝統野菜)を使っているのだろうか、粘っこくて、旨味が濃かった。

あまり有名になっては困るので、あえてベスト5には入れなかったが、知る人ぞ知る御所の銘柄米「吐田米」を次点に挙げておく。御所市で開催された「G(ごせ)級グルメコンテスト」の会場で販売されていたのを入手したのである。これまで「ご飯」の状態でいただいたことはあっても、お米から炊いたのは初めてであった。新米(ヒノヒカリ)だったので、慎重に水加減をしていただいた。粒が立って、とても美味しいお米であった。これは魚沼産コシヒカリよりうまい! 希少なお米であるが、たまにJAアンテナショップで見かけるので、見つけ次第買うことにしている。

肉、魚、野菜と、バランス良くマイベストを選ぶことができた。健康のため、野菜中心の食生活に変えているので、来年からは、大和野菜など野菜がたくさんランクインして来ることだろう。ところで皆さんのベストは、どんな食材でしたか?


農林水産省めざましごはんキャンペーン2011ポスター
コメント
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