「散華(さんげ)」をご存じだろうか。NPO法人「美術散華保存会」(岡村元嗣理事長)の公式HPによると、
寺院で法要を巌修する際、諸仏を供養するために花が撒かれます。これを散華といいます。元来は蓮弁をはじめとする生花が使われましたが、次第に蓮の形をかたどった色紙が代用されるようになりました。
さらに45年ほど前から、奈良の寺院において日本画家や版画家の手による芸術性の高い散華が作られるようになりました。これらのデザインを凝らした芸術的な散華を総称して、「美術散華」と呼びます。
法会に用いられる散華から美術散華まで、一挙に公開する展示がまもなく開かれる。同法人のスタッフブログ(8/26付)によると、
美術散華保存会からビッグニュースです!! この秋、ならまちの元興寺にて散華の特別展が開催され、美術散華保存会も全面的に協力し、散華を展示することになりました。時期的にも正倉院展の時期と重なっていますので、奈良にお越しの際は足を伸ばしていただいて、ぜひぜひご来場ください。
元興寺さんでもこれを機に散華を制作されるとのこと。元興寺さんには棟方志功などの高名な画家の作品が残されており、とっても素敵な散華が出来上がりそうな予感です…
元興寺秋季特別展「散華の美」
平成25年10月26日(土)~11月10日(日)
場 所 元興寺総合収蔵庫
時 間 9:00~17:00(無休、ただし入場は16:30まで)
拝観料 600円(中高生300円 小学生100円)
主 催 宗教法人元興寺・公益財団法人元興寺文化財研究所
協 力 NPO法人美術散華保存会
展示物は法隆寺・東大寺や薬師寺などの昔の散華(理事長のコレクション)、保存会で制作した散華、また散華に関する道具など資料。特に、理事長のコレクションは、散華美術館でも普段小出しにしかしていないので滅多にない機会です! 今回の企画は散華好きの学芸員さんと以前から親交があり、声をかけていただいたことがきっかけで実現しました。本当に感謝・感謝です。
会期中の土日は写仏散華体験も開催します!(私もこのうちのどこかで参上いたします)
日時 10月26日・27日・11月2日・3日・9日・10日 各日10:00~15:00
場所 元興寺境内小子坊
料金 参加費無料(材料費 散華1枚につき300円)
美術散華は私も実物を拝見したことがあるが、きれいなものである(画像はこちらにも出ている)。まさに「手のひらサイズの美術品」である。奈良のおみやげに、親しい人へのプレゼントに、部屋のインテリアにも最適である。それなのに、あまり知られていないのが残念である。
10月26日(土)~11月10日(日)は、ぜひ「元興寺(極楽坊)総合収蔵庫」へ足をお運び下さい!
寺院で法要を巌修する際、諸仏を供養するために花が撒かれます。これを散華といいます。元来は蓮弁をはじめとする生花が使われましたが、次第に蓮の形をかたどった色紙が代用されるようになりました。
さらに45年ほど前から、奈良の寺院において日本画家や版画家の手による芸術性の高い散華が作られるようになりました。これらのデザインを凝らした芸術的な散華を総称して、「美術散華」と呼びます。
画像は、NPO法人「美術散華保存会」の公式ホームページから拝借
法会に用いられる散華から美術散華まで、一挙に公開する展示がまもなく開かれる。同法人のスタッフブログ(8/26付)によると、
美術散華保存会からビッグニュースです!! この秋、ならまちの元興寺にて散華の特別展が開催され、美術散華保存会も全面的に協力し、散華を展示することになりました。時期的にも正倉院展の時期と重なっていますので、奈良にお越しの際は足を伸ばしていただいて、ぜひぜひご来場ください。
元興寺さんでもこれを機に散華を制作されるとのこと。元興寺さんには棟方志功などの高名な画家の作品が残されており、とっても素敵な散華が出来上がりそうな予感です…
元興寺秋季特別展「散華の美」
平成25年10月26日(土)~11月10日(日)
場 所 元興寺総合収蔵庫
時 間 9:00~17:00(無休、ただし入場は16:30まで)
拝観料 600円(中高生300円 小学生100円)
主 催 宗教法人元興寺・公益財団法人元興寺文化財研究所
協 力 NPO法人美術散華保存会
展示物は法隆寺・東大寺や薬師寺などの昔の散華(理事長のコレクション)、保存会で制作した散華、また散華に関する道具など資料。特に、理事長のコレクションは、散華美術館でも普段小出しにしかしていないので滅多にない機会です! 今回の企画は散華好きの学芸員さんと以前から親交があり、声をかけていただいたことがきっかけで実現しました。本当に感謝・感謝です。
会期中の土日は写仏散華体験も開催します!(私もこのうちのどこかで参上いたします)
日時 10月26日・27日・11月2日・3日・9日・10日 各日10:00~15:00
場所 元興寺境内小子坊
料金 参加費無料(材料費 散華1枚につき300円)
美術散華は私も実物を拝見したことがあるが、きれいなものである(画像はこちらにも出ている)。まさに「手のひらサイズの美術品」である。奈良のおみやげに、親しい人へのプレゼントに、部屋のインテリアにも最適である。それなのに、あまり知られていないのが残念である。
10月26日(土)~11月10日(日)は、ぜひ「元興寺(極楽坊)総合収蔵庫」へ足をお運び下さい!