tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

近鉄電車展(天理参考館)は、5月27日(火)まで!(2014Topic)

2014年05月05日 | お知らせ
天理市の天理参考館(天理市守目堂町250)で、「企画展 近鉄電車展」が開催されている。朝日新聞奈良版(4/12付)「近鉄奈良線100年、思い出巡りへ発車!」によると、
※トップ写真は「電車案内」(大正11年 大阪電気軌道)。同館のホームページから拝借

県内とゆかりの深い近鉄奈良線が(4月)30日、開業100年を迎える。これを記念し、展示会や多彩なイベントが開かれる。天理市の天理大付属天理参考館は「近鉄電車展」を開いている。切符や案内図など700点を展示。戦後まもなく進駐軍が駐屯地への移動に使った「連合軍専用車特別乗車券」。1959年9月の伊勢湾台風の被災者が利用した「無賃乗車証明書」。70年には大阪万博までの経路が切符に描かれた「日本万国博記念連絡乗車券」。2009年の「阪神・近鉄相互直通運転開始記念入場券」。時代を映した品々が並ぶ。

車両や駅の変遷も伝える。奈良線の開業時に走っていた「デボ1形」は、人を巻き込まないための大型の救助網がつけられていた。60年代後半の約7分間の映像には、地上にあった旧奈良駅が記録されている。修学旅行生に人気を博したあおぞら号は、客席全てを2階建てにした団体専用車両で、そのヘッドマークも展示品の一つ。学芸員の乾誠二さんは「開業100年をきっかけに、奈良の歴史や思い出を振り返ってもらいたい」と話す。

動画による同展の紹介(制作:天理教道友社)


天理参考館の公式HPに、詳しい情報が出ている。

近畿日本鉄道の母体である大阪電気軌道が、上本町奈良間、現在の奈良線を1914(大正3)年に開業し1世紀を数えます。幾多の合併、再編を経て、大阪府、奈良県、京都府、三重県、愛知県に路線を持つ日本最大規模の私鉄となった近鉄は、都市間交通だけではなく、名所旧跡への重要な交通手段として発展してきました。

本展では、乗車券や関連する紙資料を中心に、大私鉄の歴史をひもとき、地域住民の足としてはもちろん、広範囲のネットワークとして果たしてきた役割についてご紹介します。数々の鉄道資料を通して、歴史に思いを馳せ、その背景にある当時の鉄道事情や人々の生活の一端を垣間見ていただければ幸いです。

◆会期:2014(平成26)年4月9日(水)~5月27日(火)
◆会場:当館3階企画展示室1・2
◆後援:奈良県天理市、奈良県教育委員会、天理市教育委員会、NHK奈良放送局、共同通信社、近畿日本鉄道株式会社


700点(157件)もの展示とは、すごい。ぜひ、足をお運びください!

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