tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

道の駅 大淀iセンターの「大和肉鶏重」

2015年12月04日 | グルメガイド
おととい(12/2)、川上村へ向かう途中で、道の駅 大淀iセンター(吉野郡大淀町芦原536-1)の「レストラン ときん」に立ち寄った。午後1時半を回ったのに昼食をとっていなくて、空腹がピークに差しかかったからである。なお「ときん」は将棋の歩兵ではなく、山伏がかぶる「頭巾」のことだそうだ。当ブログ読者の長谷川力雄さんから早速、コメント欄でご教示いただいた。「道の駅の建物にも、頭巾が1つ付いています。大淀町には 石塚があります。修験者が、各地から持ち寄った石をピラミッド型に積み上げたモニュメントです」とも。これは知らなかった。


こんな「おもてなし」も

「レストラン ときん」は、ランチタイムには多くのお客さんで満席なので、入ったことがなかった。しかしこの時間にはお客はまばらで、すぐに席を確保することができた。ここは自販機で食券を買うシステムである。少し迷った末、「大和肉鶏重(やまとにくどりじゅう)」1,200円にした。写真の鶏肉がとても美味しそうだったからである。これは県「奈良のうまいもの」メニューの、大和肉鶏照焼丼をアレンジした料理である。


少し待ったあと、写真のお重にありついた。これ以上載せられないくらい、たくさんの大和肉鶏が載っている。「お好みで、こちらのタレをおかけ下さい」とのこと。鶏肉はごくあっさりと仕上げてあり、甘辛い醤油ダレをかけて味を調節するのだ。すこしタレをかけて鶏肉をひと口。おおっ、これは旨い!タレには肉鶏のエキスが凝縮していて、これが鶏にもご飯にもピッタリとマッチする。当ブログご愛読者の酒仙堂さんが以前「大和肉鶏照焼丼は鶏肉を照焼にして、またそこにタレで絡めるので辛すぎ」とおっしゃっていたが、これならお好みの濃さでいただける。



デザートに何か食べたくなって、「番茶ソフトクリーム」350円をカウンターで注文。大淀町産の番茶(ほうじ茶)を使い、さらに番茶パウダーをふりかけてくれるのである。甘さの中にほろ苦いコーヒーのようなココアのような趣きで、これも美味しい。抹茶のソフトクリームは、京都の人が考えたそうだ。番茶ソフトクリームは、他府県ではあまり見かけない。もしかすると奈良県の人が考えたのかも知れない。ご存じの方がいらっしゃれば、ぜひご教示いただきたい。

大淀町はあまり観光地のイメージがないが、この道の駅には季節の野菜や果物がたくさん並んでいて、また加工品や木製品も充実している。吉野方面にお出かけの折は、ぜひ「道の駅 大淀iセンター」と「レストラン ときん」をご利用ください!
コメント (4)
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