tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

鮨處(すしどころ)WASABI は、品位と粋が光る奈良のお寿司屋さん!

2015年12月29日 | グルメガイド
昨夜(12/28)、「鮨處(すしどころ)WASABI」(奈良市林小路町)にお邪魔した。このお店は、奈良新聞(12/15付)「東奔西走」欄に紹介されていた。

鮨處(すしどころ)WASABI を移転オープンした
足立 真美さん(43)

生駒市で12年間、すし店を営んだ。すし職人としてステップアップを図ろうと、近鉄奈良駅近くの奈良市林小路町に店を移したすし職人の父が大好きで、幼いころから店を手伝っていた。自然な流れで20歳から父の店で働き始め、技や気構えを学んだ。



落ち着いた店構え


ライトを消すとこんな感じ


店の奥。向かって右がVIPルーム(個室)、左がトイレ


VIPルームには、吉野杉の赤身を使ったテーブルと椅子。いい香りがする

30歳のときに力を付けようと独立。生駒市東生駒に店を出した。経営は楽ではなかったが、「お客さんに恵まれた」と振り返る。しかし、尊敬できるすし職人との新たな出会いにより、「カジュアルな店から寿司で勝負できる店にしたい」と、新天地での再出発を決めた。

店主のあだち真緒(足立真美)さんと店員さん(店主の従姉妹)。彼女が「楽」の字を描いた





天井


壁の絵。実は店主の父君がバラン(葉蘭)を切り貼りして作られた作品!

提供するすしは、父に教わった「品(ひん)と粋(いき)」を大切にする。店内は県産木材をふんだんに使い、「お客さんに愛される居心地のいい店」を目指している。午前11時~午後2時、午後4~午後9時営業。ランチコース3500円~、お決まり4800円~(税別)。(あだち・なおみ=奈良市藤ノ木台1)







お店に入ると、まず目に飛び込むのは大きなカウンター。滋賀県産欅(けやき)の1枚板だ。奥の個室(VIPルーム)を始め、内装やまな板には吉野杉や檜(ひのき)をふんだんに使っている。女性店主のお店らしい「和モダン」で上品な造りである。






アルバイトの店員さんは女子大生

素材はよく吟味された新鮮なものばかり。日本酒(冷酒)は、山形県酒田市の「楯野川」純米大吟醸が出てきた。やや甘口・フルーティで、とても美味しい。大通り(やすらぎの道)から路地に入っているので、とても静かで「隠れ家」的な雰囲気が漂う。




安曇野のWASABI

場所は、やすらぎの道と三条通の交差点角にある「奈良市観光センター」の北の路地を西に入ったところ(0742-24-3900)。ぜひ、お訪ねください!

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