こんな興味深いニュースが報じられていた。奈良新聞(6/11付)「日本舞踊 先生は芸妓(げいこ)さん 奈良・元林院(がんりんいん)で子ども体験教室 来月から」。この事業は「平成28年度 文化庁文化芸術振興費補助金(伝統文化親子教室事業)」の対象事業に選ばれている。チラシデータは、こちら(PDF)である。記事全文を紹介すると、
明治から大正、昭和期に花街として栄えた元林院の芸妓(げいこ)で、日本舞踊花柳流師範の菊乃さんが指導する「奈良元林院で学ぶ こども日本伝統舞踊教室」が、7月3日から、奈良市今御門町のお茶屋「つるや」の稽古場で開かれる。
奈良を舞台に歴史文化、伝統芸能とポップカルチャーが融合した観光振興に取り組む、「奈良ものがたり観光実行委員会」が企画。次世代を担う子供たちに日本舞踊を体験してもらうことで、伝統芸能への関心を高め、継承につなげることを狙いとしている。

教室は約6カ月間で全8回。舞扇の持ち方や身体の運び方、表情の表し方といった日本舞踊の基本を学び、3分程度の課題曲を舞えるようになることを目指す。
日程は7月3日、8月7日、9月4日、10月2日、11月6日、12月4日、平成29年1月15日、同29日。各回午後2時から同3時半。最終日には保護者向けの発表会を実施。希望者は、来年2月に開催予定のならまち花あかり「花街シンポジウム」で舞踊を披露する。
菊乃さんは「短期間だが、立ち居振る舞いの基本や着物の着付けも学んでもらえる。日本舞踊になじみのない人にも参加してほしい」と話す。応募資格は小学4年生から高校3年生の女子。日本舞踊の経験の有無は問わない。参加費は無料だが、浴衣一式の用意と舞扇の実費(1500円程度)が必要。定員10人。応募締め切りは25日(応募者多数の場合は抽選)。問い合わせはお茶屋つるや、電話0742(22)5588。
この企画の公式HPは、こちらである(ここから、直接申し込みができる)。日本の伝統文化の継承が課題となっているが、「舞扇の持ち方や身体の運び方、表情の表し方といった日本舞踊の基本」が学べるとは、有り難い。講師は菊乃さんなので、「ボクも娘に付き添いたい」というお父さんも多いのではないだろうか。
菊乃さんはニューヨークで日本のお座敷文化をPRされた(ブログ記事は、こちら)。「何か奈良でも仕掛けてほしいなぁ」と思っていたら、今回の企画である。お茶やお花を習う人は多くても、日本舞踊にはなかなか手が届かないものだ。
2013年の紅白歌合戦でタレントの壇蜜が日本舞踊を披露し、あとで「実は壇蜜は日本舞踊の師範だった!」と分かり、彼女を見直した人も多かったのではないか。定員は10人と少ないが、「娘に日本舞踊の基本を学ばせたい」という親御さんは、ぜひチャレンジしてください!

明治から大正、昭和期に花街として栄えた元林院の芸妓(げいこ)で、日本舞踊花柳流師範の菊乃さんが指導する「奈良元林院で学ぶ こども日本伝統舞踊教室」が、7月3日から、奈良市今御門町のお茶屋「つるや」の稽古場で開かれる。
奈良を舞台に歴史文化、伝統芸能とポップカルチャーが融合した観光振興に取り組む、「奈良ものがたり観光実行委員会」が企画。次世代を担う子供たちに日本舞踊を体験してもらうことで、伝統芸能への関心を高め、継承につなげることを狙いとしている。

教室は約6カ月間で全8回。舞扇の持ち方や身体の運び方、表情の表し方といった日本舞踊の基本を学び、3分程度の課題曲を舞えるようになることを目指す。
日程は7月3日、8月7日、9月4日、10月2日、11月6日、12月4日、平成29年1月15日、同29日。各回午後2時から同3時半。最終日には保護者向けの発表会を実施。希望者は、来年2月に開催予定のならまち花あかり「花街シンポジウム」で舞踊を披露する。
菊乃さんは「短期間だが、立ち居振る舞いの基本や着物の着付けも学んでもらえる。日本舞踊になじみのない人にも参加してほしい」と話す。応募資格は小学4年生から高校3年生の女子。日本舞踊の経験の有無は問わない。参加費は無料だが、浴衣一式の用意と舞扇の実費(1500円程度)が必要。定員10人。応募締め切りは25日(応募者多数の場合は抽選)。問い合わせはお茶屋つるや、電話0742(22)5588。
![]() | 芸妓 菊乃のかわいい奈良 (コンペイトウ書房) |
菊乃 | |
実業之日本社 |
この企画の公式HPは、こちらである(ここから、直接申し込みができる)。日本の伝統文化の継承が課題となっているが、「舞扇の持ち方や身体の運び方、表情の表し方といった日本舞踊の基本」が学べるとは、有り難い。講師は菊乃さんなので、「ボクも娘に付き添いたい」というお父さんも多いのではないだろうか。
菊乃さんはニューヨークで日本のお座敷文化をPRされた(ブログ記事は、こちら)。「何か奈良でも仕掛けてほしいなぁ」と思っていたら、今回の企画である。お茶やお花を習う人は多くても、日本舞踊にはなかなか手が届かないものだ。
2013年の紅白歌合戦でタレントの壇蜜が日本舞踊を披露し、あとで「実は壇蜜は日本舞踊の師範だった!」と分かり、彼女を見直した人も多かったのではないか。定員は10人と少ないが、「娘に日本舞踊の基本を学ばせたい」という親御さんは、ぜひチャレンジしてください!

