卵の賞味期限／ビールの賞味期限

以前、NHKの「ためしてガッテン」（5/18放送）で「卵は菌に対して強い性質があり、常温で２か月、冷蔵庫で４か月はもつ」という話をしていた。「おお、NHKも大胆なことを放送するな」と思っていたが、同番組のHPではややトーンダウンして、「生で食べる場合は賞味期限内に」「加熱して食べる場合は、賞味期限が切れてから２週間以内に」となっていたが、それでも「とにかく卵は賞味期限内でないとコワい」と思い込んでいた私には、目からウロコの話だった。
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一方、あまり頓着していなかったビール（発泡酒、第３のビールを含む）の賞味期限。たいていのビールには製造日と賞味期限が明示されていて、缶ビールの場合、賞味期限は製造日からほぼ８ヵ月後に設定されている。

以前、近所のスーパーで、賞味期限までまだ３ヵ月もある（製造日から５ヵ月経過の）缶ビールが３割引で売られていた。私がいつも飲んでいる銘柄だったので「おお、これはおトクだ」とばかり、たくさん買い込んだ。冷蔵庫で冷やして翌日に飲むと「なんだ、こりゃマズい！」と驚いた、賞味期限内なのに。

そう思っているうち、旅先でビール工場の近くを通りかかったことがあった。気の利いたバスガイドさんがいて、その工場のことを紹介したあと「ビールは製造日から３ヵ月以内のものが美味しいです」というウンチクを披露された。おお、それを先に聞いていれば…。ビールもナマものなので、日々刻々と味が変化する。ビールを購入される場合は、ぜひ製造日からの日数を確かめてからお買い求めください！