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ふたかみ邪馬台国シンポジウム/7月17日(日)と18日(月・祝)開催!(2016 Topic)

2016年07月15日 | お知らせ
いよいよ土曜日(7/16)から3連休。毎年恒例の「ふたかみ邪馬台国シンポジウム」(主催:ふたかみ史遊会・二上山博物館)、第16回の今回は、日曜と月曜(海の日)に開催される。会場は「ふたかみ文化センター」(近鉄大阪線下田駅下車)で、申し込みは不要、参加費はわずか500円だ(2日間有効)。邪馬台国畿内説の論客・石野博信氏(二上山博物館名誉館長)がコーディネーターを務める。チラシ(PDF)は、こちら。同シンポのHPによると、

 邪馬台国とは何か 吉野ヶ里遺跡と纒向遺跡
 石野博信討論集
 新泉社

平成28年度 邪馬台国シンポジウム
ふたかみ史遊会、二上山博物館共催

ふたかみ邪馬台国シンポジウム16「邪馬台国時代の狗邪韓国と対馬・壱岐」

日時
 7月17日(日)・18日(月・祝)※2日間
 第1日 7月17日(日)午後1時30分から5時(開場:午後12時30分)
 第2日 7月18日(月・祝)午前9時50分から午後3時30分(開場:午前9時30分)
会場
 ふたかみ文化センター1階・市民ホール
定員
 先着300名(事前申込み不要)
参加費
 500円(一人) ※2日間有効 (ふたかみ史遊会会員は無料)
[日程]
第1日 7月17日(日)午後1時30分から5時(開場:午後12時30分)
午後1時30分から1時40分
 挨拶 吉田弘明(香芝市長)
午後1時40分から2時40分
 演題:「邪馬台国時代の狗邪韓国」
 講師:井上主税氏(奈良県立橿原考古学研究所)
午後2時40分から3時40分
 演題:「楽浪海中の倭人」
 講師:川上洋一氏(奈良県教育委員会文化財保存課)
午後3時40分から4時
 休憩
午後4時から5時
 演題:「邪馬台国時代の壱岐」
 講師:古澤義久氏(長崎県埋蔵文化財センター)


 今、古代大和は
 石野博信
 奈良新聞社

第2日 7月18(月・祝)午前9時50分から午後3時30分(開場:午前9時30分)
午前9時50分から10時
 挨拶 松田真一(香芝市二上山博物館館長) 
午後10時から11時
 演題:「邪馬台国時代の対馬」
 講師:俵寛司氏(長崎国際大学準教授)
午後11時から12時
 演題:「邪馬台国時代の狗邪韓国・対馬・壱岐と大和」
 講師:石野博信(二上山博物館名誉館長・ふたかみ史遊会)
午後12時から1時
 休憩
午後1時から3時30分
 シンポジウム「邪馬台国時代の狗邪韓国・対馬・壱岐」
 テーマ(1)「住居と集落」
 テーマ(2)「墳墓」
 テーマ(3)「外来系土器と文物」
 パネリスト 
  井上主税氏、川上洋一氏、古澤義久氏、俵寛司氏 (登場順)
 司会・進行 石野博信


 研究最前線 邪馬台国 いま、何が、どこまで言えるのか (朝日選書)
 石野博信ほか
 朝日新聞出版

邪馬台国論争は、纏向遺跡の発掘成果などにより、学会では圧倒的に「畿内説」(纏向説)有利に傾いているが、世間では九州説も根強い。今回のようなシンポジウムで正確な知識を仕入れ、頭を整理するのも良いだろう。それにしてもこのような本格的なシンポジウムを16回も続けてこられたふたかみ史遊会と二上山博物館のご努力には、頭が下がる。

皆さん、3連休を有意義にお過ごしください!



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