tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

おけいちゃん/グルメコンテスト優勝のお好み焼き!御所で愛され30年

2016年07月14日 | グルメガイド
先日(7/6)近くを通りかかってので、念願の「おけいちゃん」(御所市竹田60-7)を訪ねた。場所は市役所や葛城公園の近くで、すぐお隣は、チキン南蛮で知られる「グリルヨシダ」だ。美味しいお店が2軒並んでいるというのは、珍しい。ぐるなびによると、


お店の正面。右隣は喫茶店


正面はグリルヨシダ。右手におけいちゃんが見える

モダン焼、会玉(あいだま)がおすすめ
お客さんが一度来てくれたらまた来たくなる、クセになる味。冷めても美味しい


言わずと知れた粉もんの王様。お好み焼!!たっぷりのキャベツとてっちゃん。厳選された小麦粉を使ってふっくら焼き上げたお好み焼は今も昔も人々を魅了して止みません。味の決め手となるソースはおけいちゃんオリジナルの自信作。お好みに合わせて、かつお節、青のりをふりかければうまさがグっと深まります



女将さんのお人柄が、たくさんのお客さんをひきつける

このお店は2011年の第1回「葛城の峯G(ごせ)級グルメコンテスト」では、てっちゃん(牛のしま腸)と牛の油かすを練り込んだ名物「会玉」を出品し、2位に大差をつけて堂々の優勝。当日は620枚を売り上げたという。「そんなに焼くのは大変だったでしょう?」と女将さんに聞くと「いえ、とても面白かったです」。


こちらは会玉。たっぷりのてっちゃん、天かす、油かすが見える

女将さんのお名前は増田啓子さんなので「おけいちゃん」。ピンクレディーのケイ(増田恵子)と発音は同じなので、覚えやすい。お店を出されて、今年で29年になるそうだ。


こちらはそうとう焼。そうめん(乾麺)が独特の食感をかもし出す

メニューの中に新作の「そうとう焼」500円を見つけた。女将さんに聞くと「そうめん、豆腐と桜エビを練り込んだヘルシーなメニューです」とのこと。「会玉(670円)とそうとう焼の両方はムリですよね?」と聞くと「そうとう焼はそんなにボリュームがないので、大丈夫」とのことで、この日はこれに2枚をいただくことにした。



会玉は、たっぷりの新鮮キャベツとヤマノイモを使い、大ぶりのてっちゃんが入っている。かくし味の油かすがいい。ふっくらホカホカの美味しいお好み焼きである。一方のそうとう焼は、パリパリのそうめんが良い食感だ。ソースを塗らず、あっさりとした味に仕上げていて、こちらもオススメである。他にボリュームたっぷりの「モダン焼」770円も。営業は11:00~19:00で、定休日は月曜日。




「お店は冬場より夏場の方が、お客さんが多いです。最近は出前館(ネットで注文できる出前サイト)にも情報を出しているので、周辺の市町村から、出前の注文もよくいただきます」とのこと。



お好み焼き屋さんは、開店数も多いが閉店数も多い。素人が手を出しやすい業種だが、深いノウハウが必要で、約30年も続くというのは、よほど美味しい証拠である。

女将さん、これからも美味しいお好み焼を焼き続けてください。 皆さん、ぜひアツアツの「おけいちゃん」のお好み焼と生ビールで、暑い夏を元気に乗り切ってください!
※食べログは、こちら
コメント (4)
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