お土産用割り箸の包装デザイン募集！／県下の中高生を対象に（2016 Topic）

昨日（7/7付）の奈良新聞に《もてなしの心を形に 吉野杉箸商工協組 県内の中・高生対象に 「日本遺産」を記念》という記事が出ていた。吉野杉箸商工業協同組合の公式Facebookによると、
※画像はすべて同協組のFacebookから拝借

吉野地域の割箸製造技術は今年４月に認定された日本遺産「森に育まれ、森を育んだ人々の暮らしとこころ～美林連なる造林発祥の地“吉野”～」の構成文化財のひとつに含まれています。このたび、この日本遺産の認定を記念し、当組合は「新たな土産物開発事業」を開催いたします。

世界に誇る日本の文化、奈良県の地域特産産業である「割り箸」について次代を担う子ども達に関心を持ってもらい、伝統を継承するとともに新たな感性を取り込んで産業の振興を図ってまいりたいと云う思いから、土産物パッケージデザインを県内の中学・高校生募集致します。

事業概要
●土産物パッケージデザインを県内の中学・高校生から募集。
（募集期間　平成28年7月15日～8月31日）
●割り箸講習会（ワークショップ）の実施
（平成28年8月4日　AM10：00～約2時間程度　下市町商工会館にて）
（内容：デザイン募集の説明・割り箸の話・箸作り体験　等）
　終了後、下市町杉箸神社箸祭祭典がございます。
●審査発表　（9月下旬～10月初旬）
　中高生のみなさん、ふるってのご応募をお待ちしております。
●詳しくは【吉野杉箸商工業協同組合】NP事務局　0747-52-2229　まで！

割り箸は、木材から柱材などを切り出した残りの部分（端材）や、間伐材を有効活用した「エコ商品」である（以前、当ブログでも紹介した）。しかし、一部アーチストによる「マイ箸運動」により、「割り箸は森林資源の破壊」という誤った先入観を持つ人が今でもいるのは、とても残念である。

今回の募集を機に、「割り箸はエコ商品」と気づいてくれる中高生が増えてくれれば有り難い。県下の中高生の皆さん、ぜひ応募してください！