tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

霊山寺に薬膳料理の店「花美津姫(ハナミズキ)」がオープン!

2020年06月04日 | グルメガイド
月曜日(2020.6.1)、富雄川沿いの「霊山寺」(りょうせんじ 奈良市中町3879)境内の「仙人亭」がリニューアルされ、薬膳料理の店「花美津姫(ハナミズキ)」がオープンしたと知人のKさんから聞き、早速火曜日(6/2)に訪ねた。彼女はこの店のプロデューサーである。KさんのFacebookによると、
※トップ写真は「薬膳粥御膳」(税別2,700円)の揚げ物。大和当帰、カボチャ、タラの芽など


お寺の「バラ庭園」も、6月1日からオープンしていた

6月1日 奈良、霊山寺内の仙人亭跡に薬膳カフェをオープンしました って、私オーナーではなく プロデュースのお手伝いをしただけですけど😊花美津姫…これで、ハナミズキ 花のように美しく咲き誇れ 水のようにしなやかに輝く そんな姫(女性達)が集う場所になれば良いなとの想いがこもってます お料理は 下呂温泉の「小川屋」時代 Yahooトラベル朝ごはん部門で2年連続1位に輝いた料理長が心を込めて作ってます コロナウイルスの影響で 5月はお寺も閉まっており 私たちも会合ができず ポチった商品は届かず 色んなトラブルに見舞われていますが、引き継ぎ頑張ります

Women's Future Centerのサイト「Bloom」に、開店に至るまでの経緯が詳しく紹介されていた。引用すると、





薬膳カフェ「花美津姫(はなみずき)」ができるまで
もともと「霊山寺」への参拝者向けに開設していた「仙人亭」が閉鎖されることとなり、薬膳カフェ「花美津姫」オーナーの北古味鈴太郎さんが、お寺の関係者の方から相談を受けたそうです。北古味さんは、四国で展開していた事業をやめて奈良で仕事をする決意をされて、同級生の長谷川さんと金田さんに相談をされました。3人で今回の薬膳カフェ「花美津姫(はなみずき)」を企画され、料理長川向和美氏を迎えて6月1日オープンに向けて準備を開始しました。





料理長 川向和美氏とは
下呂温泉「小川屋」時代に楽天トラベルのあさごはん部門で1位を受賞。全国800施設の頂点に選ばれたほどの腕前です。茶の湯をたしなみ、茶懐石のマナーセミナーなども開催予定。

薬草と女神に守られた癒やし処「薬膳カフェ 花美津姫」のこだわり
旬の食材と漢方食材、発酵食品を組み合わせ、身体の免疫力向上やデトックスを目指したメニュー構成。奈良の食材の魅力をアピール。奈良の優良な薬草の代表である大和当帰をはじめ、黒米、奈良産の大豆を使用するなど、様々な効能を持つ食材をメニューに取り入れている。





これはハナミズキではなく、ヤマボウシだろうか


私は「薬膳粥御膳」(税別2,700円)を注文。スープは「百合根のくず湯」

シルクロードによってもたらされた漢方食材やスパイスをあわせたお茶にもこだわりを持っている。水野南北が残した書に「食は運命を左右する」との言葉があります。恐るべしは食であり、慎むべきは食であるとの言葉のとおり、食べる美容はもちろん、食べることで開運アップするようなメニューを考えているとのこと。

店名「花美津姫」の由来
美しい花のように咲き誇り、美しい水のようにたおやかにあれと願いを込めて命名。店舗前のハナミズキはシンボルツリーにもなっています。



ショウガがよく利いていて、珍しいしとても美味しい



Kさんのお友だちのHさんも、ご自身のFacebookにこんな記事をアップされていた。

母と薬膳と薔薇! 奈良の富雄川沿いにある霊山寺へ 6/1にオープンされた薬膳カフェ「花美津姫ハナミズキ」でランチをいただきました 母は、大きな野菜がゴロゴロ入った『ポカポカ美肌ランチ』 ちょっと体重が気になる私は、お蕎麦とじゃがいもソースが絶品のほろほろ角煮が美味しい『低糖質ダイエット御膳』


前菜。長芋、海老、豆腐などなど

広い空間に、おとなりとは間隔を十分あけたお席なので、周りの会話も気にならず静かにゆっくりできるし、お料理一品一品が全部美味しいと、母は喜んでおりました バラ園もやっぱり美しい!そして、本堂まで行く道は、緑や苔が素晴らしく、涼しくて気持ちが良かったです 実は明日は、この薬膳カフェで、私もお手伝いします^_^ よかったら覗いてみてくださいね ♫


中国薬膳茶は3種類あり、どれも税別600円だ


ニンジンやアスパラの下に、大きな豚肉の角煮が隠れていた。柔らかくてジューシー!


からりと揚がった薬草などの揚げ物(トップ写真に同じ)

「仙人亭」のレイアウトはほぼそのままだが、コロナ騒動の今はテーブルの間隔を空けてゆったりと座れるようになっている。「お寺で薬膳」というのは良い発想だ。宇陀市の大願寺でも「薬草料理」(要予約 税込み3,800円)を提供しているが、「花美津姫」は予約が要らないし、他の食事メニューやカフェメニューもある。


何だろう、これは


紐を解くとこんな壺が現れた


おお、これがメイン料理の「薬膳粥」だった!

「薬膳粥御膳」のメインは、もちろん薬膳粥。鶏ガラと豆乳のスープに、お米のほかレンコン、ゴボウ、ひじきなど、たくさんの野菜や海藻が入り、とてもヘルシーで美味しい!




デザート。アイギョクシ(愛玉子)、甘夏、タピオカなどなど


これはKさんからのサービスだろうか、白玉に甘さを抑えた餡が載っていて、これはいい



同席した2人の女性は、それぞれ「ポカポカ美肌御膳」と「善玉菌アップ発酵食材」(どちらも税別1,500円)を注文されていた。こちらも美味しそうだ!












この写真のみ、HさんのFacebookから拝借した

写真でお分かりのように、ビジュアルがとてもいい。薬膳料理は大人女子を引きつけるのだろう、この日のお客さんも、バラ庭園帰りの女性が中心だった。PRはこれからのようだが、霊山寺は駐車場も広いので、たくさんのお客さんが訪れることだろう。バラが開花している今は、バラも料理も楽しめる。皆さん、ぜひお訪ねください!
コメント
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