tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

ビブグルマンに輝く!四季の味 圓通(えんづう)/近鉄新大宮駅スグ

2022年07月13日 | グルメガイド
『ミシュランガイド奈良2022特別版』で「ビブグルマン」(価格以上の満足感が得られる料理)に選ばれた「四季の味 圓通」(奈良市大宮町6-5-14 プリンセスコートビル1F)を初訪問。近鉄新大宮駅から線路沿いに西に少し歩いたところにある。ミシュランガイドには、
※トップ写真は、馬肉の「バラひも」(アバラ肉)の焼き物


この日は友人と2人で訪問。メニューは「おまかせ」でお願いした。右の小鉢は湯葉


コリコリ食感が心地良いバイ貝のうま煮

気さくな主人のもてなしに心が和らぐ割烹店。造り、天ぷら、焼物など、旬の一品が豊富に揃う。先付を数種供すのは、つまみながら料理を選べる配慮から。揚げたよもぎ麩や茄子の田楽が定番。品書きになくても、注文があれば寿司も握ると臨機応変。客の好みに応えるサービス精神が嬉しい。


ケンイカ、ウニ、ミズダコ。新鮮な刺身盛り合わせだ

なおコースは3種類あり、「華」5,500円、「彩」6,500円、「楽」7,500円だそうだ。


こんなに大きなハマグリの酒蒸しが出てきた!

また「奈良グルメ図鑑」には、

近鉄新大宮駅から線路沿いに歩いて約3分の割烹料理店。入り口は狭いが奥に細長く、店内は6人ほどの個室と三角形のカウンター。千日前三九(現在はみつまた)を任されていた店主が独立して十数年。


紀州の名酒・紀土(きっど)。ご店主の中山有記さんは、みなべ(南部)町のご出身だった

手書きのメニューには旬の素材を使った料理がずらり。お造りや焼き物といったシンプルなものから手の込んだもの(スリランカ人アルバイトから作り方を教わったというカレーも!)まで約100種類。店主セレクトの地酒や焼酎などのドリンク類も豊富。軽く一杯(お通しと酒だけの客もいるとか)、しっかり食事、コース料理で宴会などいろいろなシチュエーションで利用できる。


これは珍しい!ゴーヤを竜田揚げ風に揚げたもの


ローストビーフに焼き目をつけたもの。ひと手間かけて美味しく提供される

店名の圓通は、仏教用語だそうだ。デジタル大辞泉「円通(えんづう、えんつう)」によると、

(「周円融通」の略)仏語。智慧によって悟られた絶対の真理は、あまねくゆきわたり、その作用は自在であること。また、真理を悟る智慧の実践。


レンコンと生麩の揚げもの


ふかしたジャガイモに、バター味のソースがかかる

料理が単調にならないよう、メリハリをつけて提供してくれるのが有り難い。ご店主との会話の中で、私のもと同僚(同じ部にいた)Uさんが、ここの常連だと分かった。「いつも飲んだあとに(ハシゴで)来て下さるのですが、いちど飲む前の状態でお連れしてください」とのことだった。早速、彼に伝えておいた。


自家製さつま揚げ。トウモロコシのプチプチ食感がいい


赤鶏の塩麹焼き

鶏肉を塩麹に漬け込むと、こんなにうま味とコクが増すのだと驚いた。鶏肉も柔らかい。


アマゴの塩焼き


イカゲソのバター焼き


何やらお肉にバーナーで焼き目をつけている

ご店主が調理している様子が見えるので、「これはどんな料理に化けるのかな」という期待感が増す。


おお、これは珍しい!馬肉の「バラひも」(アバラ肉)の焼き物だ(トップ写真に同じ)


ミシュランには「茄子の田楽が定番」とあった。定番というわけでもないそうだが美味しい!

こうして並べてみると、かなりたくさん食べていることが分かった。ランチを抜いてきて良かった!


締めのもずくぞうすい


抹茶シャーベット

ああ、美味しかった!魚と肉、野菜がバランス良く出てくるので、すーっとお腹に入る。中山さん、ごちそうさまでした。奈良にうまいものあり、引き続き美味しい料理をご提供ください!
コメント
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