tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

暑い日はレモンサワーといか焼き・お好み焼き!大阪生野コリアタウン「成駒家」

2022年07月29日 | グルメガイド
火曜日(2022.7.26)、所用で大阪市内に出た。この日はとても暑い日で、最高気温は37℃と体温より高かった。まっすぐ奈良に帰るつもりだったが、「暑くてたまらないから、ビールでも飲んで帰るか」と、鶴橋駅で途中下車した。
※トップ写真はお好み焼き(ぜんぶ焼き)1,380円にマヨネーズ追加20円

駅から大阪生野コリアタウンの方向に、何軒かお好み焼き屋さんがある。この日めざしたのは、駅から南東へ約700mの「成駒家」(大阪市生野区 桃谷 3-8-15)だ。



ここは、コリアタウンの「御幸通り商店街」沿いにある。平日で、しかも酷暑の16時過ぎだったが、結構人通りがある。さすがは大阪だ。成駒家の店内にはお客さんはおらず、私の貸し切り状態だった。店頭の声を聞いていると、かき氷がよく売れている様子だった。生ビールはなかったのでまずは「瓶ビール」(大瓶)500円と「キムチ」200円を注文した(おそらく税込み)。



デンとスーパードライの大瓶が出てきた。このビールは酒屋さんで1本400円ほどだから、500円とはずいぶん良心的だ。キムチも、さすがは本場の味だ。次に「いかの塩焼き」500円を注文。どこかから「マツケンサンバ」が聞こえてきて、ムードを盛り上げる。


いかの塩焼き500円。いかゲソとキャベツの炒めものだ。店頭で炒めて運んでくれる

次に、いか焼きの「すじコンニャク入り」400円を注文。大阪(関西)風の「いか焼き」に、すじ肉とコンニャクを加えたものだ。以前「秘密のケンミンSHOW」でもやっていたが、このような「いか焼き」は、東京にはない。「桃谷いかやき屋」(大阪市生野区桃谷2-21-28)の初代が考案し、1950年(昭和25年)に売り出したものだ。成駒家もいか焼きを名物にしていて、これだけを食べに来るお客さんも多い。


桃谷名物「いか焼き」すじコンニャク入り400円。調理は若い女性だが(娘さん?)ウデは確か

ここでメニューにあった「レモンサワー ロング」450円を注文。アルコール類は瓶ビールとレモンサワーしかない。めったに飲まないレモンサワーだが、やむを得まい。しかし「ロング」とは? カクテルに「ショート」(氷が入らずカクテルグラスで提供される)と「ロング」(氷の入ったもの)があるが、レモンサワーは氷が入って出てくるから、もともとロングのはず。なぜわざわざ「ロング」と表示するのか?


レモンサワー(ロング缶)450円が、そのまま出てきた!

という疑問は、現物を見て氷解(氷結?)した。キリン「氷結」のロング缶(500ml缶)が、そのまま出てきたのだ。これには納得した(氷結は酒屋さんで200円ほどか)。瓶ビールの中瓶(500ml)が450円なので、それに合わせた価格設定のようだ。



締めはお好み焼きの「ぜんぶ焼き」1,380円に「マヨネーズ」追加20円。すじ肉やエビなどたくさんの具材が入って、フワフワに仕上がっている。これはテーブルの鉄板でいただいた。

ああ、美味しかった!外はまだ暑いが、氷結のおかげで心は涼んだ。皆さんも、元気をつけに大阪生野コリアタウンへ、そして成駒家のいか焼きやお好み焼きをご賞味ください!
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