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奈良公園のK―POPライブ、規模縮小・会場変更、「経費節減図る」

2025年01月24日 | 日々是雑感
以前、当ブログでも紹介した「奈良のK―POP」問題、毎日新聞奈良版(2025.1.23付)に〈K-POPライブ 規模縮小へ 会場変更も 知事「経費節減図る」〉と紹介された。引用すると、
※トップ写真は、奈良公園で2006.6.27 撮影

県などが10月に予定している韓国・忠清南道との日韓交流行事について山下真知事は22日、規模縮小のため会場変更も辞さない考えを示した。「奈良公園に限らず屋内も含め、経費節減にはどこがふさわしいか検討している」と記者会見で述べた。

屋内に変えれば、忠清南道から「アーティストを派遣できないと言われる可能性がある」と懸念も示したが、県議会で縮小を求める声が根強いため、検討はやむを得ないとの考えを示した。

交流行事を巡っては県が12月、奈良公園で入場無料のK―POPライブをする案を表明したが、県の負担総額が2億7000万円以上と巨額になると見込まれることから、県議会が内容を疑問視。

2024年度12月議会で一部の議員が補正予算案に反対したほか、賛成した議員も有料化や屋内開催を通じて費用節減を求める申し入れ書を山下知事に手渡していた。

これを受け、山下知事は規模を縮小する意向を示していたが、22日には具体的な方法にも初めて触れた。忠清南道側が来県し屋内外の場所を視察したことや、資金集めのためクラウドファンディングを検討していることを明かした。

忠清南道側は当初、「アーティスト派遣には1万人規模の会場を」と要望していたが、会場を屋内に変えれば収容人数が大幅に割り込むことになる。山下知事は「予算が通らなければそもそもイベントは開催できない。(規模縮小でアーティストが来られなくなってもよいかを)どう判断するかは県議に最終決定権がある」と述べた。【川畑岳志】


9,000人対象のコンサートに2.7億円、つまり1人3万円(=2.7億円÷9,000人)もかける、というイベントに修正が入った、ということで、県民としてはひと安心だ。これからの県議会などでの行方をシッカリと見守りたい。

※1/25追記 毎日新聞奈良版(1/25付)に、〈3000万円への圧縮案提示 K-POPライブ 県負担額、屋内前提に〉という記事が出ていた。当初の「2.7億円」を「3000万円」に圧縮するという案で、知事は一部の県会議員に提示したという。全文を紹介すると、

県は24日、10月に予定する韓国・忠清南道との日韓交流行事について、当初総額2億7000万以上とした県負担額を3000万円まで圧縮する案を示した。屋外ではなく屋内での開催が前提となる。予算が大きすぎると批判する県議に譲歩する姿勢を見せた。

県は2024年12月、奈良公園で入場無料のK―POPライブをする案を表明したが、県の負担総額が2億7000万円以上と見込まれることから、県議会が費用対効果を疑問視。2024年度12月議会で一部の議員が補正予算案に反対した他、賛成した議員も有料化や屋内開催を通じて費用節減を求める申し入れ書を山下知事に手渡していた。

山下真知事は24日、「日本維新の会」や「自由民主党・無所属の会」などの一部議員に対して、予算の削減案を提示。超人気歌手は呼べなくなるが、日韓両方の歌手を呼ぶ形にする。各会派で議論するよう求めたという。【川畑岳志】





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