(注)森精機製作所の「登大路ホテル」(08年11月オープン)の情報は以下のサイトを参照のこと。客室は15室のみで、1泊5万円以上。完全会員制(縁故募集のみ)の高級ホテルである。
※登大路ホテルの公式ホームページ
http://www.noborioji.com/
※登大路ホテルのランチ(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/4c4e2bece89b876bd2ca72d6193f8798
※旅行のクチコミサイト
http://4travel.jp/domestic/area/kinki/nara/nara/narakoen/travelogue/10352986/
昨日(9/20)の奈良新聞のコラム「國原譜(くにはらふ)」に、荒井知事の定例記者会見のエピソードが紹介されていた。
9/18ホテル日航奈良で、日本最大の外資系経済団体である在日アメリカ商工会議所関西支部関係者に対し、《最高級で国際級のホテル誘致を目指す荒井知事がプレゼンテーションを行い、出席者と意見を交換した》(同紙9/19付記事)。
しかし《「残念ながら平城宮跡周辺に有力な県の遊休地がない」ということで、このプレゼンテーションでは立地に直接つながる意見交換にまでは発展しなかった》(9/20付「國原譜」)。
《会見で知事はホテル候補地を「ここ」(県庁)と冗談でテーブルを指さしていたが、県庁舎を移転するぐらいの覚悟でホテル誘致に励めば、活路は開かれるかも。もし計画すれば波紋は必至だろうが、県経済活性化への議論の価値はある》(同)。
県広報広聴課の「なら県民電子会議室」でも、県庁を八木(橿原市)や郡山(JRと近鉄が交差する辺り)に移転し、現在地に高級ホテルを誘致しよう、という提案が出ていた。
冒頭の写真は、市内のビル屋上から撮った県庁舎だ。森の中から塔屋がつき出ている。手前は興福寺北円堂(興福寺で最古の建物)、県庁の塔屋の右は大仏殿の屋根。森のように見えるのは興福寺境内の樹木だ。左奥は三笠温泉郷、(写真に出ていないが)右手には若草山がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/70/5255dff35d0a186ec2691ac44be8d0b3.jpg)
奈良県分庁舎と大仏殿(県庁舎6階から撮影)
このロケーションに高級ホテルというのは、面白い発想だ。昨日このブログに書いたように、すぐ近くには名園や国立博物館がある。近鉄奈良駅も近い。
今の県庁の位置(奈良市登大路町)は、北に寄りすぎなので、県民には不便だ。知事がその気なら、いっそ移転して跡地を有効活用するのもアリだろう。世論の盛り上がりを期待したいところだ。
(09.6.8 追記)奈良経済同友会の柳谷勝美代表幹事(財団法人南都経済センター顧問)も、日経新聞(09.5.20付「エコー」欄)で、次のように語った。「奈良公園の前にある奈良県庁を移転しホテルにすべきだ」「建物の高さなどを漫然と規制する現状を改め、修景保全を義務化する一方で土地利用は規制緩和するなどメリハリをつけないと、観光は発展しない」。
※参考:観光地奈良の勝ち残り戦略(5)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/b14c0cb7017b08a7733cee1354ced419
※登大路ホテルの公式ホームページ
http://www.noborioji.com/
※登大路ホテルのランチ(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/4c4e2bece89b876bd2ca72d6193f8798
※旅行のクチコミサイト
http://4travel.jp/domestic/area/kinki/nara/nara/narakoen/travelogue/10352986/
昨日(9/20)の奈良新聞のコラム「國原譜(くにはらふ)」に、荒井知事の定例記者会見のエピソードが紹介されていた。
9/18ホテル日航奈良で、日本最大の外資系経済団体である在日アメリカ商工会議所関西支部関係者に対し、《最高級で国際級のホテル誘致を目指す荒井知事がプレゼンテーションを行い、出席者と意見を交換した》(同紙9/19付記事)。
しかし《「残念ながら平城宮跡周辺に有力な県の遊休地がない」ということで、このプレゼンテーションでは立地に直接つながる意見交換にまでは発展しなかった》(9/20付「國原譜」)。
《会見で知事はホテル候補地を「ここ」(県庁)と冗談でテーブルを指さしていたが、県庁舎を移転するぐらいの覚悟でホテル誘致に励めば、活路は開かれるかも。もし計画すれば波紋は必至だろうが、県経済活性化への議論の価値はある》(同)。
県広報広聴課の「なら県民電子会議室」でも、県庁を八木(橿原市)や郡山(JRと近鉄が交差する辺り)に移転し、現在地に高級ホテルを誘致しよう、という提案が出ていた。
冒頭の写真は、市内のビル屋上から撮った県庁舎だ。森の中から塔屋がつき出ている。手前は興福寺北円堂(興福寺で最古の建物)、県庁の塔屋の右は大仏殿の屋根。森のように見えるのは興福寺境内の樹木だ。左奥は三笠温泉郷、(写真に出ていないが)右手には若草山がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/70/5255dff35d0a186ec2691ac44be8d0b3.jpg)
奈良県分庁舎と大仏殿(県庁舎6階から撮影)
このロケーションに高級ホテルというのは、面白い発想だ。昨日このブログに書いたように、すぐ近くには名園や国立博物館がある。近鉄奈良駅も近い。
今の県庁の位置(奈良市登大路町)は、北に寄りすぎなので、県民には不便だ。知事がその気なら、いっそ移転して跡地を有効活用するのもアリだろう。世論の盛り上がりを期待したいところだ。
(09.6.8 追記)奈良経済同友会の柳谷勝美代表幹事(財団法人南都経済センター顧問)も、日経新聞(09.5.20付「エコー」欄)で、次のように語った。「奈良公園の前にある奈良県庁を移転しホテルにすべきだ」「建物の高さなどを漫然と規制する現状を改め、修景保全を義務化する一方で土地利用は規制緩和するなどメリハリをつけないと、観光は発展しない」。
※参考:観光地奈良の勝ち残り戦略(5)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/b14c0cb7017b08a7733cee1354ced419