鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

八百長は負の伝統か。

2011年02月18日 17時44分08秒 | 勝手に応援
このブログではカテゴリーに『勝手に応援』というのを設けている。そこで大相撲の事は10回も書いている。タイトルだけ羅列してみよう。

相撲技の革命  2008.1.19
相撲はベクトルである(相撲を観つつ思うこと:その1)  2008.5.17
相撲は『溜め』が命である(相撲を観つつ思うこと:その2)  2008.5.18
相撲は美を求める(相撲を観つつ思うこと:その3)  2008.5.20
大相撲から『Oh SUMO』が分離独立。   2008.5.27
2008年大相撲名古屋場所5日目をテレビ観戦して思ったこと   2008.7.18
相撲協会のどたばたで、誰が勝ち誰が負けるのか   2008.9.4
三ヶ月と十日前のブログを再掲載   2008.9.8
大相撲に八百長はないと思っている人なんて居るのだろうか?   2008.11.2
勝ち逃げの朝青龍  2010.2.6

応援の気持ちはないので、このカテゴリーに入れなかったが、{謝意のない謝罪}というタイトルで朝青龍の暴力事件から引退へとなった記者会見のことを小沢一郎の会見と抱き合わせで2010.2.5にも書いた。

3年前までは、大相撲をテレビでよく観た。そしてブログに好意的なことを書いていたんである。ところが、朝青龍がタチの悪いガキ大将ぶりを見せ、ロシア人力士の不祥事があり、北の湖理事長が辞任したりしたことをブログには書いたが、あれからだんだん大相撲は観なくなった。

大相撲はいろいろありながらも、ごっつぁん体質の商売上手を保ち続けてきたように見えるが、今度こそ本当の大打撃を受けているだろう。それなのに昔のことが忘れられず、恋々と古き良き時代が帰ってくるのをひたすら待っているように見える。

大阪場所を中止したのは下手な逃げだなと感じた。莫大な余剰金を持っているのだから、無料開放して、野次と怒号の中で、それこそ八百長のないガチンコ相撲をやったら感動を与えられたのに、と思うのである。

ロシア人力士三人の追放にしたって、下手すると外交問題にまでなると前に書いたのだが、まさかあれでロシアが北方領土に関して強硬路線に転じたのではないだろうけれど・・・でもなにせ、『第二次大戦の結果を日本は認めなければならない』などとロシア政府高官が言い、北方領土は戦利品だとあからさまに主張している。おっと横道にそれたか。

永年にわたって行われてきた星の貸し借り、その延長の賭博と八百長は負の伝統なのだろう。神事だ国技だと見えを張りたいのなら、あの大銀杏の曲げを全力士が切り取って、どこかに奉納したらよかろうに。ザンバラ髪でガチンコ勝負の迫力を見せる位のパフォーマンスをやらないと、禊ぎとはならないのではないか。そんなシーンを観てみたい。

コメント (3)
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