鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ウチで咲いた花 34 ブタナ(豚菜)

2013年06月10日 07時39分21秒 | ウチで咲いた花
これは側溝とウチのガレージの境界の筋目に根を下ろして咲いた花。葉っぱはロゼットのみでひょろひょろの花茎が2~3本出る。茎は枝分かれもするから茎の数より花の数は多い。タンポポにそっくりなのに、葉っぱはタンポポより見た目やわらかそうで水分がありそうだ。フランスの豚はこれをサラダがわりに食うらしい。

ロゼットの根はまっすぐ地下深く潜り、相当に厳しい条件でも生きのびるそうだ。境界の筋目だから、宇治市の管轄ともウチのものとも言えそうだ。ネットで見ると、茎は中実とあった。中空ではなくて詰まっているということらしい。ところがウチのは中空だった。どうみたって、ほかすべての条件からブタナに違いないのに、これは困る。

タンポポほど、ストローになりそうにはっきりとした中空ではない。でも中空だ。先のハルジオンは中空でヒメジョオンは中実という区別がある。このブタナはブタナもどきなのか? だいたい中実はチュウジツと読むのか? 辞書では忠実としか出てこない。忠実から心を抜いたら不実だ。中実は実(じつ)がなく中空なんである。

そんな屁理屈はさておき、ブタナはなかなかにかわいい花だ。ウチの前の雑草おいしげる空き地に首をのばしてたくさん咲いている。その種が境界の筋に根を下ろしてロゼットを展開し花を付けた。隣の境界からは少しウチの方に寄っているのでウチの花だ。踏まないようにしたい、愛いやつ。

コメント (4)
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