鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ウチで咲いた花 35 ナンテン(南天)

2013年06月15日 08時53分37秒 | ウチで咲いた花
鳥に食われてこそナンテンは本望を遂げたことになるのだろう。こんな所にも、あんな所にもと方々に子が育つ。おそらくヒヨドリが食べ、糞として種は散らばる。紅葉すると綺麗で、わずらわしい感じを受けないすっきりした立ち姿だから、そのまま放っておくとナンテンだらけになる。仕方なしに小さい内に抜くのだが、抜かれ方も素直で少しだけ胸が痛む。

花が咲くくらいの大きさになると幹が細いのに枯れた風合いで味がある。ナンテンの木はもしかして、教鞭の材料だろうか? 調べたらいいのだけれど、後にしよう。花と蕾の拡大画像を見ると、何だか変だなと思う。蕾からしたらもっと花弁があってもよさそうなのに白いのはすべてガクで開きながら6枚を残して剥がれ落ちるのか?

そうすると、黄色いのが花弁か。中にとっくり型のものが見えるのは雌しべで、ふくらみは子房か。すると雄しべはどれだろう。虫眼鏡で調べるほどの情熱はない。以前、ナンテンの植木鉢をたくさん並べている家を見たことがある。ナンテンの子を捨てられないタチのヒトなのだろうと思った。ナンテンばかりの山なんてのはないのだろうか。ナンテン公園だってなさそうだし、何しろナンテンはどこでも添え物扱いのような気がするけれど、逞しい木だ。

コメント (4)
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